タブレット お尻だって、洗ってほしい。

ここブリスベンでは相変わらず寒い日が続いています。

空気はからっから。

私のお肌はかさっかさ。（泣）

おかげで化粧水代わりに使っているローズウォーターの減りが早いです。

先日は友人とのランチ中に自分の手に目がとまり、思わず「なに、このシワシワ！？」と声を上げてしまいました。

この乾燥は危険ですね。

気をぬくと、あっという間にシワシワな妖怪婆に大変身。（汗）

肌への潤い補給＆身体への水分補給を心がけ、このカラカラシーズンの間も、せめて実年齢相応に（力入れてみました 笑）見られるよう頑張ります。

週末のこと。

この数日前にお誕生日を迎えた息子のために、家族や親戚をお招きしてバースデー・パーティーを開催しました。

集まってくれたのは、いつものメンバー。

息子のお気に入りのを会場として選んだのですが・・・実はこちら、息子の希望ではなかったんです。

本人からは「ラーメンが食べたい」「ジャパニーズ・レストランに行きたい」とのリクエストがあったものの、ある理由から願いを叶えてあげることができませんでした。

といっても、息子はこちらのピザが大好きなため、説得には苦労しなかったんですけれどね。

この日は、現在入院中の義父も参加してくれたんです。

ドクターからオッケーが出たとはいえ、痛み止めの効果がある数時間限定という外出許可でした。

去年の暮れに大手術を行った義父は、もう自分の脚で歩くことができません。

自宅や病院の中など、短い距離の移動には歩行器を使うこともありますが、それ以外は車椅子の生活。

そんな義父のために、バリアフリーであるお店を選ぶ必要があったんです。

最近の義父の様子を間近に見ていますし、自分のためにわざわざ病院から駆けつけてくれるということがわかっていたようで、お店を選ぶ相談をした際には息子も快く承諾してくれました。

あと何年、あと何回、この顔ぶれで家族のお誕生日をお祝いすることができるのだろう。

集まった誰もが、一度はそんなことを考えたと思います。

これまで私たちと一緒に過ごしてきたの姿は、もうここにはありません。

義父の病状も、実はあまり思わしくありません。

義父が重い病気にかかり、続いておばあちゃんが亡くなったことで、私たち他の家族も、身の回りのことや将来について深く考えるようになりました。

今私たちにできることは、大切な人との毎日を大切に過ごすこと。

側にいることがあたりまえだった存在は、ある時急にふといなくなってしまうもの。

だからこそ、一緒にいられるその時その時を大事にしていくべきなのだと、ここ数ヶ月の出来事が教えてくれました。

現在４０代後半である私。

人生まだまだこれから。

そう思っていても、明日我が身に何が起こるかなんて、誰にもわからないんです。

大切な人との時間には限りがあります。

「明日でいいや」「来週でいいや」と予定を先延ばしにしないでください。

会いたいと思っている人には、会いに行ってください。

一緒にいるときにはスマホやタブレットを置き、お互いに顔を見て話をしてください。

後悔を残さないように。

家族に残された時間。

そして私に残された時間。

側にいることができる１日、１時間、１分を、これから大切に過ごしていきます。