本当にヤバいhanshinの脆弱性6つ
今の新参は昔のhanshinを知らないから困る
皆さんこんにちは、いんてぐらるです。今回は少し早いですが来週25日(日)に開催される第59回宝塚記念についてコラムを書かせていただきます。皆さんご存知のように宝塚記念は阪神競馬場内回り芝2,200mで開催されるG1競走であり上半期を締めくくるグランプリでもあります。毎年一線級の各馬が出走し、上半期を賑わせた各馬のオールスター的存在です。これが終われば秋のG1シリーズまでG1は3か月ほどの休みに入るためファンの気合も入るレースです。
あらかじめお断り:予想や分析については参考程度でお願いします。
私の予想が元で馬券による損害が出ても一切責任は負いませんのでご了承ください。
1.コースについて
阪神競馬場芝内回り2,200mはスタートから第1コーナーまで直線と登りが続きます。このことから枠関係なくいい位置をとれることが重要になります。したがって出遅れはかなり致命的となります。それ以降は一般的なコースです第3コーナーからなだらかな下り坂となっており、その後ゴール前の坂へと続くコースになっております。このコースの坂は高低差こそ中山2.2mにくらべて穏やかな1.8mなものの傾斜は中山の2.03%に対し1.5%と遜色ないものとなっています。中山同様、先行馬はこのゴール前の最後の難関を耐えうるだけの余力を残せるかが重要になってきます。コースの詳細は以下の2つのサイトをご覧ください。
2.近年の傾向
①前年の有馬記念好走馬を狙え!
前年暮れの有馬記念に好走した馬が好走する傾向にあるのです。2008年~2017年の10年間で優勝した馬のうちのべ10頭のうちのべ5頭が前走有馬記念を走っていますがそのうちすべてが有馬記念では4着以内に入っています。その他、昨年2着のゴールドアクターは前年の有馬記念2着、その前年の有馬記念を制しています。また、ブエナビスタは有馬記念、宝塚記念で両方2年連続2着など有馬記念で好走する馬は宝塚記念でも好走する傾向があります。今年は一昨年の有馬記念の覇者のサトノダイヤモンドが参戦します。
②サンデーサイレンス系を父に持つ馬が強い!(特にステイゴールド産駒)
過去10年サンデーサイレンス系の種牡馬を父に持つ馬の成績を馬券圏内に限って見ると
6-6-6です。さらに過去五年に絞ると
3-4-5となっています。ステイゴールド産駒に限ってみると半分の計5回も優勝しています。また、この間馬券圏内に一度もサンデーサイレンス系の種牡馬の産駒が入らなかったことがなく毎年、一頭は馬券に絡んでいます。今年も多数のディープ産駒、ステイゴールド産駒などのサンデーサイレンスの血を引き継ぐ馬が参戦します。注目したいですね。
③一番人気は3連単軸にするならマルチのほうがいいかも?
このレースにおいて一番人気は強さを発揮しています。過去10年で
2-4-2と80%の確率で馬券に絡んでいます。外したのはゴールドシップがゲートで立ち上がった15年と昨年のキタサンブラックなのでいかに一番人気が強いか分かります。しかし、見てもらうとわかる通り一番人気は2回しか勝っていないのです(12年のオルフェーヴル、14年のゴールドシップ)。一番人気は軸には最適ですが一着固定にしてしまうと危険かもしれません。今年は圧倒的王者不在で混戦が予想されるので一番人気を軸にするならマルチが無難かもしれません。宝塚記念は荒れることも多いのでマルチでも勝つ可能性は大いにあると思います。
④過去3走以内に重賞で馬券内に絡んでいることが原則
過去10年の三着以内の馬を見ているとそれまでの過去3走以内に3着以内に入っているか調べた結果(3走以内に前年があった場合は度外)宝塚記念の着順で見ると
8-8-8であり、80%でした。そのうち6年が3頭すべてこの条件に当てはまります。やはり、一線級の馬が集うだけあり、重賞できちんと勝っていることが大切なのです。一頭でもこの条件がない馬がきた年の4年のうち3年は1頭のみが3着以内で2頭入った年は重馬場で荒れたことを考えると基本的には3走以内に重賞で好走していることが前提といえるのかもしれません。また、その年にドバイのレースで3着以内に入っている馬も宝塚では好走しやすい傾向にあります.
⑤先行有利なの?
下の図をご覧ください。歴代10年の勝ち馬のうち上り3Fのタイムが最速だった馬が6頭、2位、3位だった馬がそれぞれ1頭ずついます。34秒台で他を圧倒する上がり3Fタイムだったドリームジャーニー、オルフェーヴル以外は上りタイムが最速でも4コーナーでは中盤から前位にいることが分かります。上りのタイムが重要なことから調教タイムの分析や4コーナーで本命の馬が好位につけられる展開になりそうかどうかも予想する上でも大切になるのではないでしょうか。また、前半1000mのタイムが60秒を超えるスローだと前6頭以内の馬が勝っている点も考慮し
いところです。さらに、この10年では計6回、ここ5年連続で8枠の馬が勝っていることから展開、上りのタイム次第ではコース特性もあり、枠も大きく影響がないということもお分かりいただけると思います。
画像:(自作 無断転載と許可のない利用を禁じます。)
勝ち馬の〇数字は何番人気であったか。 3Fタイムの横の〇数字はメンバー中何位であったかをそれぞれ示しています。
位置取りは(1コーナー時)-(2コーナー時)-(3コーナー時)-(4コーナー時)を表しています。
いかがでしたか?今回は傾向について紹介しました。最終追切りのタイムなどがまた出た後にまた注目馬について紹介していきたいと思います!上半期最後のオールスター!しっかり分析して笑顔で締めくくりたいですね!
ではまた次のブログでお会いいたしましょう。アディオス!(@^^)/~~~
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あ、終年か。
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