リバーブじゃないから恥ずかしくないもん!
今度のライブでレッチリのコピーをすることになりましてレッチリ用ボードを作ったので記事にしようかなと。
レッチリはここ2年ぐらいずっとコピーしてますがジョンの音作りが特殊すぎてなかなか思った音が出ず、最近になってようやくそれっぽい音が出せるようになりました。レッチリの音作りで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
ではボードがこちらです。
ボードのマジックテープ剥がれてるしボードから出ちゃってるのあるしなかなか汚いですね…。マジックテープ直さなければとずっと思ってるんですけど、「ここ直しても音変わんないしなぁ…」ってなってずっとケチってます笑。
では右から解説していきます。
①BB preamp
これはgive it awayとか他の曲より歪ませたいとき使ってます。ジョンだとmicro ampで歪ませてるんですけど、micro ampで歪ませようとするとどうしても音量が上がってしまうのであまりオススメではないです。正直歪みはそんなに音が激変するようなものでなければなんでも代用できると思います。前はSD-1で代用していました。
BB preampめちゃくちゃいいのでまた別の機会でブログ書きたいです。
②DS-2(日本製)
ジョンフルシアンテと言えばこれってエフェクターですね。本人はレベル15時ぐらいにしてるみたいですが実際にアンプがクランチの状態でレベル15時で使うと音量大きすぎて確実に困ります。僕はライブでPAさんに怒られてからは10〜11時ぐらいまで下げて使ってます。
ソロでしか使わないならそのぐらいでも良いんですけどcharlieとかダニカリとかソロ以外でも使うならこのぐらい下げないときついです。
ちなみにジョンはエフェクター繋げまくって音痩せしまくってるので15時でも平気みたいです。
ただDS-2はレベルを変えると音量だけでなくトーンも変わるので、そこまでこだわりたいならたくさん直列にするしかないです。
あと日本製と台湾製は音はだいぶ違うらしいですね。僕自身は試してないんですけど合計3台DS-2持ってる先輩に「絶対日本製がいい」と力説されたので日本製買いました。ちなみに台湾製はモード1がいい音するらしいです。
③fuzz smile
ギターソロ用です。ギターソロではDS-2を踏みつつファズで音量持ち上げるプラスエッジを足す感じです。本人はbig muffやfuzz rite使ってるみたいですが僕は割とこれで満足してます。
やっぱDS-2だけではソロちょっと厳しいかなという気がします。ピックアップの出力大きいなら問題ないですが。あとソロで音量あげる場合はオーバードライブとかで代用しようとするとDS-2の音がこもってしまうので多分無理だと思います。シンプルなファズとかじゃないとおそらくきついです。
ちなみにこのペダルもめちゃくちゃいいのでまたどこかでブログ書きます。
④wh10v2(SPI mod)
ジョンと言えばDS-2とこれですよね。歪みと合わせて使うとめちゃくちゃいい音しますね。ちなみにこのペダルはワウなんですけど歪みものの後ろに置く方がいい感じにワウがかかります。
ちなみにmodした理由としてはアンプがクリーンかクランチぐらいでこのペダル踏むと音量がめちゃくちゃ上がってしまうんですよね…。ダニカリのAメロとか音量大きくてめちゃくちゃ困ります…。これもまたPAさんに怒られました…笑。
ジョンは音痩せしてるからさほど気にしてないんだと思います。なんならギターソロで音量を上げるために踏んでたりしますしね笑。
ちなみにwh10の復刻版とオリジナルの違いは検証してないです…。
けどSPImodで割と満足してるんで買い替えたりはしないかなぁ…。耐久性の問題もあるし。
⑤JFD-4
youtubeでレッチリのコピーしてるsoucozさんという方に依頼したペダルです。ce-1のプリアンプを意識した音とのこと。オンにすると音が太くなりとても心地よいです。DS-2も単体だとどうしても音が細くなりがちですが、これと組み合わせることでほんとジョンみたいな音が出ます。wh10も耳に痛い音域が取れて使いやすくなります。
強いて悪い点をいうとすればオンオフでの音量差がすごいので常時オン前提のペダルってところぐらいですかね。
レッチリ以外でもガンガン使っているペダルです。
⑥CE-2W
BOSSのce-1,ce-2の復刻版です。ネットとかのレビューを見ると若干ce-1よりハイが強いらしいですが自分的には十分満足しています。あと個人的にはビブラートモードが結構ツボでwet sandとかコピーするときはこっち使ったりしてます。
⑦Hall of Fame
by the wayとかでアンプリバーブとはべつにリバーブが欲しい時に使ったりしていますが正直多機能過ぎてまだあまり使いこなせていないですね…笑。色々なリバーブが入っているんでいい勉強になると思いますよ。robben fordやラリーカールトンとかも使っていたりしますし持っていて損はないと思います。
一応こんな感じでいつもレッチリはやっていますね。⑦のリバーブの代わりにM9使ったりすることもあります。throw away your televisionとかやる時にM9は大活躍しました。M9はめちゃくちゃ便利な反面、そもそも高いしスペースとるし重いし全てのエフェクトが最高ってわけでもないし(個人的に青モードが結構不満です)なので本当に必要な時だけ使っています。
あと基本ギターはストラト、アンプはマーシャルでEQはベース:MAX、ミドル6、トレブル4、プレゼンス4ぐらいで様子を見てその都度調整して使っています。
ちなみになぜジョンが音痩せさせているのかというと、ギターのボリュームを下げるのと同じ目的だと思います。ボリュームを下げると音量が下がるだけでなく、音痩せにより落ち着いたトーンになりコードとかを弾くのに適した音になります。ジョンも本来であればボリュームをコントロールして音を作ろうとしたと思うのですが、レッチリの楽曲って結構曲の途中にぽんぽんギターソロが入ってくるのでなかなか手元でコントロールしきれないんですよね。ギターのボリューム絞った状態でDS-2
か踏んでもあまりいい音しないですし。それであのスタイルになったんじゃないかなと思います。完璧に持論ですが…。
ちなみに僕はjfd-4を使用かつ、ギター本体のトーンを絞り曲によっては若干ボリュームを絞ることでなんとか対処しています。あとストラトのリアはハイがきついのでトーンが効くように配線してます。本人はそんな配線してないと思いますが。
以上が僕が2年ぐらいかけてジョンの音作りを研究した結果です。あくまで持論なので間違っているところもあると思いますし、話半分で参考にしてもらえるとありがたいです。
もちろん機材を再現したからジョンの音が出るってわけではないのでいろんなライブ映像を見たりして弾き方とか色々研究してみてください。
リバーブ学概論
MICKさん
というわけで 微力お粗末ながらもギターかかえて歌ってきました、MICK AOKI還暦パーティーライヴ。 そうそうたる方々にまぎれこんだ子犬とでもいいましょうか、そらあもう、自分の出番以外はおとなしく隅でいい子にしてましたとも(笑) 引っ込み思案なだけですが(笑)
~さておき
その日の状況的に仕事を休むわけにはいかず、リハなしのぶっつけ本番でしたが、まあ
なんとか。
ただ、やはり無理してでもリハやっとけば良かったなと思ったのは、思いのほか自分の音がキャッチできなくて 多分ずいぶん粗削りな演奏になった気がしたこと。 リバーブなのか店内のナチュラルな反響なのかよく判断がつかなかったり。しかし10分ほどの短い中では、2曲目にうつる際に「ベース音をおさえて」とステージからブースに言うくらいで精一杯。 ギター弦へのアタックの強弱がつかめないまま歌い終わったかな。 外音でどう伝わったかは分からないけど、少なくとも自分の耳に入る中音では アタックが強すぎたりスカったり、なんとかしようとするあまりリズム感が身体でいまいちつかめなかったり、四苦八苦しながらやってた(汗)
外音でなんとかちゃんと聴こえてればいいのだが。。
大きなミスまではせずに無事に終わったから いいか。ちょっとコード間違えたけど(汗)
でも、満員の客席、完全にみなさまお初の方々ばかりなのに、演奏中掛け声などもたくさんいただいて、有り難く。
まあ、自分にできることは限られているのは当たり前なので、いつものペースで淡々と歌ってきました。
曲も 特にバースデーにぴったりな曲とかも持ち合わせてないので、いつもの曲をいつものように、特別なことはせずにいつも通りにやるのが一番良いかと。
てか、 特別な時に特別なことをやるのは下手というか苦手なもんで、単純に。(笑笑) アハハ
それにしても これだけのそうそうたる出演者の方々と 満員のお客さん、、 MICKさんの人望の歴史なんだなあ、、と。 ~俺が還暦になる頃に同じことをやっても とてもじゃないがこんなに沢山の方々に囲まれることはないと思うよ。本当に素晴らしいなあ。
おめでとうございます MICKさん!
●セットリスト●
・男達のメロディ
・メドレー
Stray baby/~あなたは迷子~
~All of me
ちなみに、、楽屋でJoe Kidsさんに、「今日は俺の開発したスペシャル奏法をお見せしますよ」と言ってステージに上がった(笑) いつもの”便所ブラシ奏法”なんだけど(笑) Joeさんからは、、「唐揚げにバルサミコが旨い!」というレクチャーを(笑)
帰り際、「キミの歌、俺は好きだぜ。いつでも呼んでくれ、オブリとかでいつでも弾いてやるから」と言ってくれた。 リップサービスとしても、嬉しかったな。
そして 丹波さんのギターは、、 聴けば聴くほど、やはり 当たり前なんだけど、恐ろしいくらい凄いと思った。 なにか特別な目立つことを弾くわけじゃなく、 そうじゃなく、 恐ろしいくらいにまわりの音を聴いていて、後半は特に ほぼ出ずっぱりの長丁場の中、 たったの一ヵ所すら、他が落ちた瞬間を拾えない事がなかった。しかも目立たずに。 ほんっとに たったの一ヵ所も。。
あれはねえ、、すげー、やっぱ。
こういうのが「プロ」だよな。全部完璧に聴いてて、たったの一ヵ所も落とさないんだよ。
徹底的に。
矢沢永吉の黄金の80年代を支えた、本物のプロだもんな、そらやっぱ。
すげーわ。
決して目立たずにやるんだよ、シレっと。気付かないくらいで。
聴いてるうちにそれを感じはじめてから、時間が経つにたれて、そのあまりの集中力っちゅうか、、鳥肌モンだったな。
いいものも観れた、いいパーティーだった。
俺ごときが、、
出演させていただいて、本当に光栄でした。
//
リバーブ 街と街の、どまんなかへ。
近年8割方プロミュージシャンのボードに入っているであろうstrymon社の今回はblueSky Reverbをレビューします!
僕高山慎平も数え切れないほどエフェクターを使ったり、
試奏したりしてきましたが、
間違いなくベスト3に入るペダルです!!
リバーブなのでギタリストによってはいらないという方や、
アンプについてるので十分という方もたくさんいらっしゃると思います。
僕も、
マルチエフェクターを使う時は入ってるから使っていましたが、
コンパクトエフェクターでボードを組む時はリバーブは後回しでした。
そんな中このblueSkyはレベル違いでした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そもそもなぜstrymonのエフェクターはプロに人気があるのでしょうか?
1、音質が良い
この音の良さっていうのも人それぞれ解釈や感じ方が違うので難しいですが、
個人的感想では、
strymonは普通なのです!
エフェクターでいう普通の凄さ、、、
みんなが通るであろう音痩せ、妙なハイファイ、田舎臭い。。。
これらを感じさせないのがstrymonです。
電源部分に秘密があるのは間違いなさそうです。
2、サイズ
今回はblueSkyについてですが、
よく見かけるのは、
TIMELINE(ディレイ)、MOBIUS(モジュレーション)だと思います。
このサイズ感でディレイのマルチ、モジュレーションのマルチはありませんでした。
対抗馬としてはEVENTIDEでしょうか。
3、操作性
おそらくここがEVENTIDEと差が出てきたところではないでしょうか。
はっきりいってEVENTIDEは大体使いづらい、、、笑
Eclipseなんかは最悪でしたね。
クレームはその辺にして、、、
内容量にしては説明書を少し読めばわかると思います。
スイッチャー管理が増えた昨今ではMIDIもマストで必要になってきましたが、
簡単にプログラミングできます。
大雑把にではありますが、
strymonの魅力でした!!
話はblueSkyに戻しまして、
このペダルも直感で使用できて
TimeとMIX量、MODE、TYPEだけ合わせれば誰でも使えます。
まだリバーブについてわからないという方もいらっしゃると思いますが、
音を聴いたらすぐわかるので安心してください。
音に関しては、
すごく綺麗なワイドレンジでありながら、
決してオーディオ的ハイファイではないので、
音が飛び散る感覚や、
細くなる心配もありません!!
TYPEの説明!!!!
- plate(プレート)
スタジオのビンテージ・プレートを彷彿させるサウンドが得られます。
- room(ルーム)
ベッドルームからアリーナまでのルーム・リバーブを再現します。
- spring(スプリング)
ビンテージ・スプリング・リバーブを忠実に再現しています。スプリング・モードでは、LOW DAMPとHIGH DAMPコントロールを調整して、スプリングの音色や古さを再現できます。
わかりやすい3種類です。
そして、このペダルのMODEは特徴的です。
- norm(ノーマル)
各TYPEの特徴を忠実に再現した自然なリバーブ効果が得られます。
- mod(モジュレーション)
ゴージャスな広がりのあるモジュレーション・サウンドを追加します。
- shimmer(シマー)
リバーブ音に信号のオクターブ上の音を繰り返し永続的(ディケイ・タイムの長さの間)に追加して行きます。長いディケイに設定すると、倍音を含んだ美しいシンセのようなサウンドが湧き上がって来ます。プレートとスプリング・モードでは、オクターブ上の音に加え、5度上の音も追加されます。
shimmerモードは、
他社からも出てますが、
こんなに綺麗な音は他にはありません。
リバーブなのに飛び道具的使い方ができるのです。
サンプル音源拝借いたしました。
あとあと!!
忘れちゃいけないのが、
ラインレベルに対応してるってところ!!
ミキサーにも繋げられるから、
ボーカルにも使えますよ!!
DAWのインサートにもバッチリ!
こんな良いものが色んなところで使えるなんて最高!
strymonのペダルは本当に素晴らしいものしかなく、
特にお気に入りのblueSkyを紹介させていただきました。
MOBIUS、TIMELINEも後々レビューしたいと思っております。
strymonの普及活動を行いたいくらいハマりました笑
blueSkyに関しては、
10年はこれを超えるものが出てこないと思うので、
1台で10年以上、、、
安上がり!!!
ギタリスト 高山慎平(*^o^*)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Galette Studio(ガレットスタジオ) では、
レコーディング、楽曲制作、ギターレッスンだけでなく、
エフェクターレンタルも行なっております。
blueSkyは1日1500円でレンタル可能です!
買う前に、リハ、ライブでお試ししたい方、、ご連絡ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜