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なぜか四球がNYCで大ブーム
みなさま、こんばんは。
東京では朝からずっと雨が降り続いています。
気温も低くて肌寒い。典型的な梅雨の陽気といった一日でした。
さて、昨日はヤクルトの交流戦最終戦。勝てば勝率.722となりセ・リーグ歴代最高勝率で幕を閉じるところでした。
昨日の試合は、6回が始まるまで3点ビハインド。ソフトバンク先発武田を打ち崩せる気配はなく、暗雲がたちこめつつありました。
でも、ヤクルトは逆襲を始めました。
交流戦最終戦ということで、ヤクルト、ソフトバンクともに翌日から3日間おやすみになります。ピッチャーをじゃんじゃん使えること、それから打球が当たるなどして武田が負傷?ぎみ?だったことから、ソフトバンクは6回から寺原を送りこみました。
ヤクルトはそこを突きました。ピッチャーの交代を、逆襲のとば口としたのです。
6回裏のヤクルトの猛攻は見事でした。田代の内野安打を皮切りに、青木のタイムリーに代打ハタケの勝ち越しタイムリーヒット。この回哲人が選んだ四球もしっかり得点に結びつけています。ここのところしばらくヒットがなかった西浦にもヒットがでました。ちなみに西浦はこの日、守備でもいいプレイあり。ピッチャーを救いました。
記録しておきたいのは、1アウト1,2塁からの藤井の三盗です。ソフトバンクはこの回寺原にはじまり嘉弥真、モイネロと、ピッチャーをどんどん代えてきましたが、代えるピッチャー、代えるピッチャー皆、打者に出塁を許しました。加えてヤクルトはこの回逆転劇を繰り広げていましたので、モイネロ、否、ソフトバンクバッテリーは多少なりとも動揺していたと考えていいでしょう。モイネロのマウンド上の癖も、ヤクルトは事前に研究していたかもしれません。モイネロのとき、できれば三盗もやってみようという計画が、或いはあったやもしれません。
西浦の打席、初球から藤井は三盗に挑戦しました。
試みとしては最高に面白いものです。成功すれば相手へ与えるダメージには相当なものがあったことでしょう。
でも、藤井はアウトになってしまいました。小川監督はリクエストを要求し、検証してもらいましたが判定は覆りませんでした。
藤井の足が速いことはいまさら述べるまでもありませんが、藤井は8回にも盗塁失敗しており、藤井のさらなる走塁技術向上に期待したいと思ったことでした。この采配に応えられるだけの力がつけば、ヤクルトのますます強くなり相手にとっては脅威以外のなにものでもありません。
話が前後しますが、5回裏の2アウト1,2塁からのセイフティバントもそうです。相手の意表を突くセイフティが3塁線に沿ったものであれば、或いはオールセーフであったやもしれず、おもしろいことになっていました。中村の当たりは3塁線というよりピッチャー寄りに転がってしまいましたので、フィールディングの良い武田にとってみたらなんてことないバントになってしまったのですが、これが成功していたら…。勝負手は無限に広がります。このような技術もまた、向上すれば必ずや相手を脅かすチームになるはずです。
7回裏のいやなことにもふれておかなければなりません。
この回先頭の哲人がヒットで出塁、さらなる追加点への足掛かりをつくりました。青木の打席で哲人は盗塁、押せ押せムードが高まりました。
ところが、
フルカウントからハーフスイングをとられた青木が、振っていないだろう、3塁審に確認してくれと主審に強くアピールしました。が、主審は取り合わず、青木の言動に反応し、あっという間に退場のジェスチャーをしました。一度そのジェスチャーをされてしまえば、青木は今日試合に出ることはできません。
なんてこと…
なにもあんなに手を振り上げて退場にしなくてもいいじゃない…
打者は塁審への確認要求はできません。でも、青木はおかしいと思ったことを主張したのです。その言い方が多少強く、多少きつかったとしても、冷静に、「三振だ、下がりなさい」「いいから下がりなさい」と言ってベンチに下がるよう指示すればよかったじゃないかという思いが私にはありました。だから即刻退場という乱暴とも思えるジャッジに、私は「やいやい!」と言いました。スタンドからもさすがにブーイングの声が湧きあがりました。
青木の退場はヤクルトの戦力を落とし、勝利を手にすることができなかった要因のひとつだったかもしれません。でも、思わず詰め寄りたくなることってある。青木の行動を否定することはできません。
ヤクルトは7回、1点リードの場面で樹理、中澤とリリーフさせました。青木の退場でいやな雰囲気が覆うなか、樹理も中澤もサッサッと丁寧に打者を抑えました。気迫を感じた場面でした。
8回は満を持して近藤を送り込みました。内川をフライにしとめ、柳田を3球空振り三振に切ってとったときはとてもエキサイティングな気持ちになりました。交流戦ホームラン6本という、当たっている上林に一発を食らってしまったことは口惜しいことではありますが、ここまでリリーフの大車輪となってどんな日もフル稼働してくれている近藤を責めることは誰にもできません。
9回はバレンティンをすでに下げてしまっており、青木の退場があり、雄平もいない、ハタケもいない…いささか強力さに欠ける布陣になってしまいましたが、正義四球、田代送りバント、この小柄なふたりで同点のランナーを得点圏に進めました。哲人、川端と四球を選び2アウト満塁までもっていったのですが、代打谷内が劇的な勝利を呼び込むことはできませんでした。
リョウタ!リョウタ!リョウタ!
期待して大きな声で応燕したのですが、かないませんでした。
最終戦を勝利で飾ることができなかったのは本当に残念でしたが、ヤクルトは勝利を積み上げ、12球団で一番の最高勝率球団になったことに変わりはありません。私は誇らしい気持ちで神宮球場をあとにしました。
家に帰ると家族はサッカーワールドカップ観戦で盛り上がっており、私もよくわからないなりに一応みてみました。
こうして野球にサッカーに大忙しの夜は更けていきました。
ヤクルトが本当にめざしている強さにはまだまだ程遠い位置にある――交流戦最終戦をみて思ったことでした。ヤクルトがめざしているのはもっと高い技術、もっと強い力なのだということがよくよくわかった一戦でした。
今度はリーグ戦でヤクルトはどんな戦いを見せてくれるのか。
明日からいろいろ想像してすごす3日間にするつもりです。
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ハッキリ言って今村投手が四球連発した時点で負けたと思った。仕事しててPCのモニター殴った。
まさかほんまに丸四球で誠也にグラスラ喰らうとは
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まだ19歳