成功する寿命
今日は
「株式投資と楽器の習得は似ています」というお題で書きたいと思います。
私がフォローさせていただいているサラリーマン投機家さんがピアノ演奏の動画をアップし、なかなか上手な演奏を披露していました。
私も楽器をやっていたことがあるので、サラリーマン投機家さんに倣って、楽器にまつわる話を書きたいと思います。実は、株式投資と楽器の習得には共通点があるんですよね。
ピアノとかの楽器をやっている、または、やっていた方がいらっしゃると思います。ピアノなどの楽器を始める際に、楽器の演奏の仕方を解説している本(教則本)とかを買ったと思います。だいたいは、先生に教わりながら、教則本も参考にして習っているのではないでしょうか。
ところが、実際には、この楽器の演奏の仕方を解説している教則本は、楽器を始めた頃は、ほとんど役に立ちません。
とにかく、楽器というのは、実際に鳴らしてみないと、どんなテクニックが必要なのか、本に書いてあることが何なのか、さっぱりわかりません。
私は、クラリネットをやっていたのですが、とにかく、マウスピースを咥える口の形をきめられないと、お話にならないくらい音が出ません。音なんか出ても、全く音程が安定しません。
管楽器は、楽器を吹く時の口の形(アンブッシャ)の良し悪しで、楽器が上達するか否かが決まると言っても過言ではないくらい重要と言われています。
このアンブッシャについては、様々な楽器の教則本に解説が載っているのですが、株式投資のチャートの見方とかを解説している本と同じくらいに、実際にやってみないと、その本に書いてあることの意味がわかりません。
クラリネットの音は、技量もちろんのこと、楽器そのものの性能に左右されるのですが、マウスピースとかリードとか、リードをとめるリガチャーとかで、エライ音が変わります。
私は、ビュッフェ・クランポンのR13という楽器を持っていたのですが、このビュッフェ・クランポンのマウスピースが全然使いモノにならないので、バンドレンというメーカーのマウスピースに変えてました。
クラリネットはリードを震わせて音を出すので、特にリードには、エライ気を使います。教則本には、リードを目の細かいヤスリで調整する方法が書いてあったりします。リードって、奏者の好みや技量に応じて、厚さが薄いのから厚いものまで売っています。材質もピンからキリまであります。
プロや技術の高い人は、だいたい良い材質の厚目のリードを使っています。厚いリードの方が、上手い人だと、音量が大きく、まろやかな深みのある音が出るんです。
ただ、厚いリードだと無茶苦茶、口の力や息の量が必要で、かつ、高音は鳴りにくいので、下手な素人は厚いリードは敬遠します。リードが厚いと口の力が弱い素人だと息が漏れて、息が100%音になりませんし、タンギングもしづらいで
。
薄いリードは、口の力もそんなに必要はないので、息が通り安いのですが、浅いペーペーピイヒャラ音になりやすいので、薄過ぎてもダメです。
最初は、楽器屋で一枚づつリードを買ってきてはヤスリで音が鳴りやすいように厚い所をちょっとだけ削って調整していたのですが、先生や先輩に習った通りにやったり、教則本に解説している通りにやっているつもりでも、その通りになりません。
自分でヤスリをかけながら、どこをどうやったら、どんな風に音が変わるのかを学ばなければならないのです。これって、株式投資の本に書いてあることが、どういう意味なのかを学ぶのと同じです。
最終的には、ヤスリをかけなくてもある程度、良い音がするメーカーのリードを一箱買ってきて、1本1本音を確かめて良いリードを1枚か2枚選ぶという手抜きをしていました。
一箱には10枚リードが入っているのですが、たまに、10枚全部気に入らなくて、もう一箱買ってきたこともありました。リードって消耗品だから、気に入ったリードに寿命がくると、新しいリードを求めて一箱買って、気に入ったリードを見つける、というリード探しの旅に泣く泣く出ます。
今、リードって、一箱3000円ちょっとするのですが、学生時代は、これを何箱も買っていたんです。私のバイト代が、リード代と飲み代に消えていた訳です。
リードは、先生によってこだわりがあるようで、様々な主義があるようです。ある先生は、リードは、ヤスリをかけて調整して使うものだ、調整出来て一人前、という人もいますし、ジャンジャン買って気に入ったやつしか使わないから、ヤスリをかけて調整なんかしないと言っている人もいます。また、ある先生は、一箱から良いものだけを選んで少しだけ調整する、と言う人もいます。つまり、プロでも教則本に解説していることをやっている人もいるし、やっていない人もいると言うことです。
これって、株式投資の本に書いてあることを、プロや凄腕の投資家などが否定していることもあることと同じです。
楽器をやったことがない方だと「この楽器は、こういう音がするのは、当たり前だ」と思ったりするのですが、腕前や楽器の性能、また、楽器を構成する一つ一つのパーツで音が全く変わります。
株式投資も「本の通りにするのが当たり前」と思ってもらったら困ります。
自分で銘柄を選んで買ってみれば、いかに本の通りにならないことがわかるのではないでしょうか。
投資本ばかり読んだり、儲けている人のブログばかりを読んで真似するという人がいると思います。最初は真似は必要ですが、投資本に書いてある方法や儲かっている人の方法をやったからといって、儲かる訳ではない、ということを学ぶと思います。
本に書いてあることや儲けている人が言っている意味の重要性なんて、株式投資をやってみて始めてわかることなんですよね。
本を読んで勉強することと、実際に株を売買することには天と地ほどの違いがあります。株式投資も楽器も、実際にやってみながら、本に書いてあることや、先生の教えが何かを考えながら、自分の方法を見つけるものなのです。
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単行本『おはヨウム!ロッコちゃん』
野宮レナ(著)
イースト・プレス(出版社)
新刊・最新刊
ヨウムを迎え入れた作者が
オールカラーコミックエッセイとして、
綴られています。
絵で描かれていると
例えば、誤解されやすい
オウムとヨウムの違いもわかり易いですね。
言葉を覚えてくれるので、
可愛いと思いますが、
平均寿命も長いようなので、
最期まで飼える覚悟が必要ですね。
鳥さん好きには、たまらないコミックです。
これからヨウムを飼いたいと思っているかは
一読しておくと良いでしょう
今日は小学校開校の日
小学校といえば何を思い出す?
毎日の通学路は、
いつも体調が良いとは限らないので
辛かったですね。
でも、5年前に映画館で観た洋画で
反省しましたよ。
『世界の果ての通学路』
大陸、宗教、生活環境の異なる
ケニア、アルゼンチン、
モロッコ、インドの小学生の通学路が
映画で取り上げられていました。
日本では考えられない通学路です。
学校に通うのは、“夢を叶えたいから”。
子供達のひたむきな純粋な気持ちです。
『世界の果ての通学路』
監督:パスカル・プリッソン
製作国:フランス
2013年ロカルノ映画祭 正式上映作品
アンリ・ラングロワ賞
2014ドキュメンタリー賞受賞
セザール賞ドキュメンタリー賞受賞
希望に満ちた地球の今と
未来が見えてくる映画です
そして、夢を叶えるためには・・・
最低限の知識は必要ですね。
掃除を学んだり
お友達も出来ますし、
学校はとても有り難い所なのです。
皆様に素敵な出来事が待っていますように。
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