関根を選ぶとき、誰が、どんなふうにつくったか、気にする人が増えています。ビールは、どうですか?
関根さえあればご飯大盛り三杯はイケる
遅くなりましたが
新年あけましておめでとうございます
今年も気まぐれに(?)ブログを更新していく所存です
何卒よろしくお願い申し上げます
さて、新年最初のブログネタも映画鑑賞
・・・と思ったけど
正月連休でたまにしかない平日休みなので、少しだけ遠出をして茨木県の大洗町へ行ってきました。
金曜日も自分は休みだけどお天気が下り坂の予報でしたので4日木曜日に
〔大洗町〕
ガルパン(ガールズ&パンツァー)を観たことのある方ならご存知の「ガルパン聖地」です(#^^#)
ガルパンのファンが大洗の町を訪ねるのは、もちろんアニメに出てきたシーンの街並みを見て体感して楽しむことが目的ですが、自分の場合それだけではない、もうひとつの理由があります。
大洗を応援したい という気持ちです
ガルパンの聖地巡礼を語るうえではその部分を説明しておかないと
と思うので、まずはそのお話しから
ガールズ&パンツァーはTVシリーズとして2010年に構想がスタートした作品です。
女子高生が戦車に乗って武道をやる
という、およそ現実味の無いファンタジー色の強い企画だったため、まったくの架空の世界にするよりはどこか実際の場所を舞台としてリアリティを確保するべきだろう と、考えたそうです。(バンダイビジュアル プロデューサー 杉山 潔氏)
そのような構想を練っていた時に、2011年 3月11日の東日本大震災が起きました。
震災による津波で東北地方では未曾有の大被害が発生し、津波は同じく茨木や千葉にも甚大な被害をもたらしました。
ガルパンの舞台の大洗町にも大きな津波が押し寄せ、人的被害は幸い無かったものの、津波の高さは4.2mにも及び、海岸から700m内陸にある町役場までも押し寄せるほどでした。
大洗町だけではないですが、ここのような海が唯一の観光資源ともいうべき地域にとって、町の大部分が水没することは町の存続自体が危うくなるほど深刻な打撃でした。
そんな状況にあって、しかし東北地方に比べればその被害は比べ物にならないことから、被災地として扱われることはほとんどなく、町民の方々も東北の人たちを気遣って助けを求めることはしなかったそうです。
メディアもなぜか千葉県の被害は取り上げても、北茨木の地域を全国区で取り上げることがほとんどなく、震災報道の中でのエアポケットエリアになっていました。
そんな状況を知った杉山プロデューサーが、これから作るアニメの舞台として大洗町にしたらどうか?と監督の水島氏に提案したところから、新しいアニメ「ガールズ&パンツァー」に大洗町を登場させるという企画が進んで行きました。
もちろん話しはそんなに簡単なものではなかったものの、たまたま音楽プロデューサーの関根氏が大洗町の出身だったことからツテを辿り、震災で深刻な打撃を受けた辛い状況の中で「何かをしたい」という商店街の人々の思いともつながって、作品と町とのコラボレーションの実現に向けて動き出していった...
それが「ガールズ&パンツァー」というアニメの生い立ちです。
アニメの放送が始まってみると、予想を超える反響となってファンが大洗の町へ集まるようになり、地元の一番大きなお祭りとして商工会が主催する「大洗あんこう祭り」では、それまで2~3万人の人出だったのがテレビシリーズ放送開始直後の2012年 第16回ではそれまでの倍以上となる6万5千人、そして翌年2013年の第17回では過去最高となる10万人の動員を記録、
(あんこう祭りの直近来場数は2017年が13万人とのこと)
そのことを契機に町とガルパンの本格的なコラボが動き出したそうです。
実際に訪れてみると町全体がガルパンと一体となっている、それは間違いなくここを訪れる多くのファンと町の人々との心が一体になっているからだということが強く感じられます。
アニメの聖地、そしてファンがその場所を訪れる聖地巡礼は全国に様々あるけど、ガルパンと大洗町の結びつきはなんだか私には特別に強いものを感じます。
行ってみるとわかるのですが、大洗の町中どこへ行ってもガルパン一色
もともと昔から海産物と海水浴場を主産業としてきた古い街並みが多く残る中で、多くの店舗の店頭にガルパンのキャラクター等身大パネルや戦車のパネルが飾られている様子は、ガルパンというアニメを知らずに訪れた一般の観光客の目には異様に映るのでは?とこちらが心配してしまうほどです。
それにしても、
ここまで地元の方々がガルパンを、そして訪れる観光客を大切にしてくださるので、ガルパンファンにとって大洗は単なる映画ロケ地以上のものを感じ取ることが出来ます。
もちろんその街並みはアニメの中で見慣れた風景で、ガルパンを観たことがあれば初めて訪れてもなぜか見覚えのある風景という不思議な感覚、
次から次に見つかるアニメ出現ポイントの連続で、しかもアニメ出現ポイントでなくても商店ではオリジナルの趣向を凝らしたガルパン関連商品やら手作りポスターやらで、ファンにとっては街全体がアミューズメントパークのように楽しめる
そしてとても温かな大洗の方々との触れ合い
しかも大洗は勿論ガルパンだけでなく元々の観光産業が魅力的な土地なので、ガルパン以外でも見所は沢山あって、
私は今回は日帰りで行ったのですが、とても1日ではすべてを楽しみ尽くせない、
というか、何泊か滞在して満喫するのが本来の楽しみ方でしょうね、、(;^ω^A
それがガルパン聖地 大洗町です
さて、それではようやく聖地巡礼の一番の目玉
アニメ出現シーンの建物や風景を探して歩いて行きます。
大洗の町その
のはそれほど大きくはなく、アニメに出てくる中心街だけをまわるなら徒歩でも巡れるのですが、今回は少し広範に見て歩くために自転車を車に積んで行きました。
結果、自転車での走行距離は今日1日で22kmほどでした。
22kmといっても、ただ走るだけでなくポイントポイントを探しながらの移動距離なので、それなりに健康的な運動量にはなってます(笑)
ガルパンに大洗が出てくるのはTVシリーズでは戦車戦の試合で1回と最終回の優勝パレードで1回、そして劇場版のエキシビジョンの試合で1回、
それぞれで見るポイントは違っていて、自分はTVシリーズのポイントは以前に1回見に来ているので、今回は劇場版の出現ポイントを中心に巡りました。
全部で写真撮影枚数は300枚を越えていて、とても全部はアップ出来ないし、ガルパンを見てなければただの街の風景スナップなので(汗) ここではごく一部だけのご紹介にとどめますm(_ _)m
まず初めに物語りのシーンとしてはラストのほうだけど、海の町 大洗 ということで海岸線を水族館方面に攻めていきます。
海岸通りから砂浜へ降りるポイント
灯台とか、そこの岩場とか、正面の建物とか、リアルです
ちなみに資料を見ずに記憶で写真を撮っていたので、撮影する角度が違うのはご愛敬ということで(汗)
その砂浜でKV-2が特大の榴弾を発射、それが大洗ホテルを破壊!
KV-2はケーブイツーではなく「カーベーツー」と発音します。
で、ガルパンの中では「カーベーたん」という、その巨大な姿に似合わない可愛らしい愛称
史実では「ギガント」といういかにもな名前のソビエトの戦車
これが実際の大洗ホテル
もちろん破壊されてません(笑)
ちなみにガルパンの中では戦車戦で壊した建物は日本戦車道連盟が弁済して建て直すことになってます
だから生徒は思う存分撃ちまくるし、建物を壊された人は新しく建て替えてもらえるので喜ぶという設定
もうバンバン撃ってガンガン破壊しちゃってください!がガルパンの世界観です
なのでこっちもやらかします
同じくカーベーたんの仕業
これが本物
リアルです! そのまんまの景色です
で、待てよ...
なんと、壁に砲弾が命中したところにわざわざ着弾跡をこしらえてある
これ見つけて私、大笑いしてしまいました
クーーッッ
このノリが大洗だよねえ、
ナイス
そのまま海岸線を突き進むと大洗水族館「アクアワールド」
アニメは手前の駐車場から
これが現場
少し写真を撮る角度が違ってしまった、、、
聖グロリアーナ(という高校)のクルセイダー(という戦車)が砲撃を受けて飛ばされたところはアクアワールドの建物1階部分
自販機の配置も同じ場所
なぜかマンホールの位置は変えてある ということがわかった
正面にあるアクアワールドの看板
その看板の前、アクアワールドの正面エントラント
そのまんまそこにありました
あまりに映画のシーンそのままで、そこに戦車がいてもおかしくない感じ
次は大洗の町中に進行!
何でもない普通の交差点を戦車の車列が
初めて訪れたのに初めての気がしない、不思議な感覚に襲われる...
こんな何気ない道路の景色まで
本当に坂の向こうから戦車が現れそうなほどそのままの景色
民家の建ち並ぶ市街地で一騎打ち
ドッカーン!! とハデにやられちゃいました
良かった、ポール折れてなかったのね(当たり前 笑)
手前の「大勘荘」の看板で向こうが見えないので別写真で
さらに住宅街の路地裏にも戦車は入り込みます
大洗女子の隊長 西住ちゃんが乗るⅣ号戦車(改)
こんなに狭い路地で追っ掛けっこしてたのね..
ちなみに背景の建物がアニメと違うところは、大抵の場合建て替えられた新しい家になっているためでした
市街地から今度は神社の境内にも入っちゃいます
ありゃりゃ、新年の初詣で景色が一変してました(汗)
そんじゃ参道の階段を降りてっと ←おい戦車でかい
こんなに急な階段、よく戦車で降りられたな
ってかバチ当たりだろ
ちなみに大洗町で一番大きな大洗磯前神社という神社です
次は町役場で待ち伏せ攻撃!
激戦です
役場の建物の陰からちっちゃい日本軍戦車3兄弟が仲良く並んで
こんな狭いスペースに3台並べたのは小型の日本戦車だからこそだね
軽自動車級(笑)
やがて大洗町役場は見るも無残な姿に
なお映画化にあたっては事前に「ブッ壊しちゃっていいですかー?」って確認して、町役場からは「思いっ切りブッ壊しちゃってくださーい」と快諾されたとかどうとか
で、これが建て直した現在の姿 (←ウソ 笑)
そして大洗市街戦の醍醐味、永町商店街へ
アニメではこの商店街通りを長回しで疾走していく見せ
のシーン
で、相手チーム戦車は上の写真の左急カーブを曲がり切れないで正面の肴屋本店さんに突っ込むというTVシリーズからのお決まりパターン(笑)
4枚上のアニメの絵ではⅣ号戦車が思いっ切りアウト側からコーナリングしているのがわかります(爆)
追いかけっこは、道を知り尽くして操縦の腕も確かな大洗女子チームの勝ち
ここ肴屋本店さんは地元で獲れた新鮮な海鮮づくし料理を出してくれる人気の老舗旅館です。
自分はまだ泊ったことがないけど、いつか泊ってみたい
そして語り尽くしたい、「ガルパン愛」を(笑)
まだまだ他にも沢山巡ってきましたが、ご紹介はこれくらいに
次に行くときには宿をとってゆっくりと滞在してみたいと思います
※大洗のランドマーク マリンタワー
関根 関連ツイート
関根くん打ってるし柴田君猛打賞だし!
中日×DeNA 6月24日 #baystars https://t.co/2HStVkXDoR