消滅 山の水より海の水

実は昨日の夜から今日の明け方まで分娩台で

 

犬夜叉　ワイド版30巻！

少し遅れて買いました＾＾

邪道ですけど、最終巻だけ。

だって描き下ろしがあると知ったから！！

 

太い。金箔が綺麗。

普通の５５巻の表紙のカラーがあります。あとその裏側の目次もカラー。

白がはっきりしててぱきっとしてて読みやすそうですね。

 

今からそろえる人はこちらでもいいかもしれないですね。

もう犬夜叉も古いから…どんなに綺麗なの買っても黄ばんでたり劣化してますからね。

まあ私は当時の通常派ですが！！

 

カバーを取るとこんな感じで。

昔の、紐綴じみたいでいいですね。ぶあついなぁ。

 

内容は。

犬夜叉完結から半年後のお話！

特別編　あれから

 

奈落・四魂の玉消滅～３年後犬夜叉・かごめ再会～半年後

です！

 

かごめがなんかもう終始イケメン…できる子…

 

ストーリーは…

 

最終回から半年後。

犬夜叉と弥勒が妖怪退治へ行くと、根の首という妖怪だったのだが。

同じ頃別の地で妖怪退治していた琥珀も根の首の妖怪と、殺生丸と会う。

村に戻ると犬夜叉と弥勒は楓の元へ行く。

弥勒が冒頭の村で見つけていた、妖怪を封印していた破魔の矢を楓に確認させていた。

それは間違いなく桔梗のもので、根の首とは50年前桔梗が封印した妖怪だった。

かごめ・珊瑚・りんは人払いされ、別の家に子供３人と七宝といると、かごめが何かの気配に気づく。

「犬夜叉さまたち？」「違う、さがって！」かごめはこんなに鋭かったっけ。

根の首が戸を突き破りかごめを、桔梗と勘違いし襲ってくる。

抱いていた赤子と双子を七宝に任し飛来骨を飛ばしかごめとともに前に立つ珊瑚。逞しいお母さま。

犬夜叉・弥勒が合流する。

「私のこと、桔梗って言ってた」「な」「犬夜叉！なにコソコソ隠してるの！」

ビクつく犬夜叉だが、二言目は七宝の変化である。

危険なのでややこしい気遣いをやめ、弥勒が桔梗の話をする。

封印されていた根の首は、桔梗や四魂の玉がもうないことを知らない。

他にもいる根の首を退治するために、犬夜叉の背に乗るかごめ。

脂汗を垂らす犬夜叉。（怒ってねえのか…)(隠すことないのに…)

襲われる村人たち。危機に駆け付けたのは琥珀。弥勒と合流する「義兄上(あにうえ)！」

琥珀は珊瑚の家に行くと、中にはりんと三人の子供。

「無事ですか！」「ああ、どういう訳かここは」

何故か襲われていなかった。

家から出て見ると、屋根の上には殺生丸が浮かんでいた。（守ってくれていたのか）

「琥珀、子守を頼む」「え゛」

懐かしい退治屋の服に着替え、雲母に跨り戦闘に出る珊瑚。逞しい。

土中で増えて村人を襲い続ける根の首。

楓が桔梗の破魔の矢を撃つと、根の首が動き出す。

かごめは出所を叩くべく、犬夜叉から降り囮のようになり根の首本体を土中から引きずり出す。

「四魂の玉ごと喰ってやる～」「教えておくわ。私はかごめよ！」

犬夜叉とかごめで根の首を完全に退治する。

その二人を見て「桔梗おねえさまの力を借りずとも大丈夫」と楓が結論づける。

一息ついて、かごめに囮になったことを怒鳴る犬夜叉。

「絶対犬夜叉が助けてくれると思ったから」「助けるに決まってんじゃねえか」「うん。信じてた」

だから桔梗の話も隠さなくて良かったのにというかごめに、怒ってるかと聞くと、「怒ってない」と答えるかごめ。ただ、

「おすわり。もう少し、私のことも信じてよ」

今度は弥勒と珊瑚が二人を見て「懐かしい眺めですな」「帰ろうか。子供たちが待ってる」

鳥が飛ぶ晴天の空の下、草原の上で遠くを見つめて寄り添って座る犬夜叉とかごめ。

 

 

犬夜叉は別に桔梗の話隠す必要は一切なかったと思います。

おまえがややこしくさせてるんだ！

最後。

犬夜叉とかごめが寄り添って座っている最後の最後のコマ。

本編中もよく見かけた光景ですけど、その時かごめは制服姿で体育座りが多かったと思うんですけど。

もうかごめは制服じゃなく巫女服で。

この、この寄り添った姿がよく見てきたけれど、最終回のあと�
��なぁと思いました。

 

懐かしい退治屋の珊瑚と法師の弥勒が、だけど「子供たちが」いるから、こちらもやっぱり最終回の後なんだなぁ。

弥勒は変わらないけれど。珊瑚の退治屋の服は久しぶりなのでは。

とても三人産んでるお母さまとは思えない相変わらずのナイスバディ。

珊瑚がこどもたちと、りんを守って家にいて、

その家の上に殺生丸がいて守ってたっていうのが素敵。

珊瑚がりんを守る、っていうのがね。

殺生丸は琥珀と、ちょこちょこ遭遇しているのでしょうか。

雲母と二人旅で根の首を退治していた琥珀に、殺生丸が声を掛けるんだなと。

掛けるというか、よくあるすっと後ろに現れ、すっと飛んでいくのですが。

りんのいる村が危ないと感づいて急いでいったんだなと思うと、愛だ。。。

実の弟犬夜叉より、琥珀にはちょっぴり優しそう。

珊瑚の元に駆け付けた琥珀を、珊瑚だけじゃなくりんも「琥珀」て呼んでるのいいな。おなごにかこまれおって…。

 

私たちにとっては５６巻分の本編がとっても長くて。

でも犬夜叉たちにとってはそれは１年間の出来事で。

そこから三年と半年、弥勒と珊瑚は寄り添って生きてて。

犬夜叉とかごめが三年温めてからまた一緒にいるんだって。

私たちとは違って、彼らの中ではちゃんと生きて一日一日積み重ねてるんだと思いました。

 

高橋留美子先生が、最後に語っているのですが。

つまり、平成と戦国時代に行ったり来たりできるエンド…？