夢見るヒコーキ。四球

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四球の半分は優しさで出来ています。

第一次産業からの視点で読み解く四球

巨人8—5ヤクルト●

久しぶりのリーグ戦です。

久しぶりのヤクルトの試合です。

とても楽しみにして、家に帰りました。

リーグ戦は、まず巨人との3連戦から始まります。

巨人先発は菅野。ヤクルトは今年ソフトバンクから移籍してきた左腕山田大樹(ひろき)です。

菅野との戦いというと、ヤクルトは早いカウントから打っていくことを徹底し、三振、凡打を重ねる印象が強いです。ランナーを出すことができず、サクサク、サクサクとアウトと省エネピッチングを許してしまう…。そんな記憶が頭にこびりついています。

対するヤクルトは移籍後一軍初登板の山田大樹です。

ワンサイドゲームも頭に入れておかなければならないか。

私はある程度覚悟を決めてテレビ画面の中の戦いを見ていました。

ふりかえってまいりましょう。

ヤクルトは初回から菅野を攻めました。先頭の哲人はサードゴロに倒れるも、青木、川端と連打で1アウト13塁という形ができました。バレンティンは四球です。めったに四球など与えない菅野から四球。驚きました。これで1アウト満塁となったわけですが、雄平がファーストゴロ、坂口もセカンドゴロで無得点におわってしまいました。

ただ、いままで菅野に対しては早くから打っていくことを徹底してきたのに、ヤクルトは粘りました。2アウト満塁という先制の絶好のチャンスの場面で打席に立った坂口は、実に10球も粘ったのです。

ヤクルトは初回だけで菅野に30球以上の球を投げさせました。

大チャンスで得点できなかったことは残念だったのですが、いつもと違う攻め方に光明を見た気がしました。

ところが…

山田大樹は先頭坂本にストレートの四球を与えてしまい、マギー、岡本に連打、長野にも打たれて初回だけで3点もとられてしまったのです。

菅野から3点とるのは至難の業です。初回から、気分はどんより沈んでしまいました。

その後も3回裏にはマギーの2ベースヒットをきっかけにして、また長野にやられました。おまけに2アウト12塁から菅野のショートゴロを西浦が後逸、タイムリーエラーで6点目を失いました。

もう、気持ちはどんよりどころでは済みません。まだ3回だというのに泣きたい気持ちになりました。

4回表。ヤクルトの攻撃です。先頭坂口がヒットで出塁するのですが、ただ、打順は下がっていきます。

きっとだめだ。

そんなふうに思っていたところに、快音が聞こえました。西浦が2ランホームランを打ったのです。先ほどのタイムリーエラーが帳消し?になるかどうかは別として、レフトスタンドに飛び込む素晴らしいホームランでした。菅野から、ランナーをためて一発。嬉しくなりました。

6回も1アウトから坂口、西浦の連打でチャンスをつくりました。絶対的な好機の場面を代打荒木に任せましたが、菅野がまさりました。荒木三振。さらなる追加点をとることはできませんでした。

でも、これまでの菅野に対するヤクルトの戦い方と、今日の戦い方はあきらかに違いました。菅野に6125球も投げさせ、ヒットも7本打ちました。四球2つ選んでおり、サクサク、サクサクとはいかないようにしました。なによりこれまで完封だ、完投だとやられ放しだった菅野を6回までとしたのです。負けてしまっては何を言っても仕方ありませんが、次はもしや攻略できるのではないかという気持ちにすらなった戦いぶりでした。

また、ヤクルトのリリーフは今日もがんばりました。3回途中で山田大樹を下げ、ロング前提の山中にスイッチしていたのですが、山中が素晴らしいピッチングを見せてくれました。山中は4回、5回と投げ、6回チャンスの場面で打順が回ってきたので下がりましたが、無失点でした。山中は強打者相手に淡々と、でも粘り強く投げていきました。

6回裏は樹理が投げたのですが、樹理もまたすごかったです。代打田中俊太、坂本、陽岱鋼をあっという間に三者凡退にしていきました。

7回裏は風張が任されました。風張は先頭マギーに出塁を許し、長野にも打たれピンチを背負いますが、結果的に無失点です。

彼らの奮闘もまた、ヤクルトのいまの強さの要因なのだとあらためて思ったことでした。

リリーフが無失点に抑えていく中で、8回表のハタケの代打3ランホームランにはしびれました。62からたった1点差となる6対5まで詰め寄ったのですから…!

また逆転のヤクルトか?

私は大いに期待しました。

でも、その裏に近藤が坂本に2ランホームランを浴びたとき、あきらめの気持ちが頭をよぎりました。

やはりだめか…

そのまま巨人に逃げ切られ、ヤクルトは6点差をひっくり返す大逆転劇を繰り広げることはできませんでした。

とても口惜しいことですが、さきほども書きましたが、私は光明を見た思いがしています。おそらくヤクルトは菅野を、いままで以上に、よくよく研究したはずです。加えて打線は去年とは力が違います。よって「早打ち」から「粘れ」に指示を変えることができるようになったのではないかと思うのです。ヤクルトは簡単に凡退しないぞ、しなくなったんだぞという印象を、菅野に植えつけることができたのは、負けはしたものの有意義でありました。

次は勝てる。

そう思うのは強気すぎるでしょうか。でも、次は菅野を攻略できると思えてならないのです。

その前に、明日は山口にどう対峙するか。

ヤクルトの勇ましい戦いぶりを
しみにしつつ、あれこれ考えつつ、今日はこれでやすみたいと思います。

おやすみなさいお月様                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

いつもお読みくださりありがとうございますおねがい

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岡ちゃん、5回2/3を3失点😓四球で崩れるのずっと課題だねー💦
6回に一挙5得点💣🔥
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昨日の今井、今日の松本に共通するけど、四球でランナーを溜めた挙げ句一発を喰らうというのが一番の反省点。
今後もヒース→カスティーヨで行くと辻監督明言!
#seibulions

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