負けた私が悪いのですが、どうかハズレBRAHMANはゴミ箱へ。

負けた私が悪いのですが、どうかハズレBRAHMANはゴミ箱へ。

[広告] 楽天市場

  • 【中古】ETERNAL RECURRENCE(初回限定盤)/BRAHMAN
  • 【送料無料】 BRAHMAN ブラフマン / 「八面玲瓏」日本武道館 【DVD】
  • DVD/八面玲瓏 日本武道館/BRAHMAN/TFBQ-18203
  • BRAHMAN 尽未来際 初回限定盤A 2CD+2DVD+写真集+DEMO TAPE
  • BRAHMAN/「八面玲瓏」日本武道館 [Blu-ray]
  • Tour 相克 Final『超克 the OCTAGON』【Blu-ray】 [ BRAHMAN ]

BRAHMAN ドラマ生まれる。

アートとしてのBRAHMAN

今年5月に初のベストアルバムである「Day」と「Way」を同時リリースし、見事オリコン1・2位を独占したLiSA
2月にファンクラブツアー、4月には東名阪ツアーと今年も既に活発に活動しているが、本格的にエンジンがかかるのは今回のアジアツアー
この日は日本武道館2日目
今回の武道館は客席360°解放方式
そのためかアリーナの座席がいつもより少なく、ステージが尋常に広いという見たことのない景色を産み出している
お客さんの9割近くがサイリウムを手に持ち、準備万端のなか、ほぼ定刻に暗転
モニターにアニメーションと共に今回のツアータイトルが表記され、今回のツアーのために製作されたであろうおたまじゃくし(音符に似ているから?)が登場
母親と思われるキャラクター(声のみの出演)が、おたまじゃくしにあなたにとって大切な人(勿論LiSA)になる人に会う日が来たこと、「えん(今回のツアーのサブタイトル)」を辿れば、その人に会えるとアドバイスを送る(この映像が流れている隙に、にゅーメンズことCO-K(Gt.)、いくちゃん(Gt.)、ゆーこー(Ba.)、あっきー(Key.)、ゆーやん(Dr.)が登場)と、そのアニメーションの終わりにLiSAがゆっくりとステージに歩いて登場し、少し間を置いてから歌い出す「Believe in myself」を
ベストアルバムにはデビューアルバム「Letters to U」のオープニングとエンディングのリメイクに当たる曲がそれぞれ収録されており、「Believe in〜」自体も収録されている
ベスト盤のレコ発ということで自身の始まりの歌から始めたかったということだろうか
「Believe in〜」を1フレーズ終わるとLiSAが軽く挨拶して本格的にライブがスタートするのだが、その1曲目はまさかの「Rising Hope」
LiSAの代表曲であり、大切な曲である
それをこの序盤に持ってきた
これには驚く方も多いと思われるが、そもそもこの曲の歌詞は自身が「最悪」と称した最初の武道館の後に描かれた
故に若干残っているであろう苦手意識を払拭するために、この曲を最初に持ってきたのだろう
激しさと切なさが同居する「AxxxiS」、シドのマオと明希が作詞、作曲を手掛けた「ASH(シドによるセルフカバーもgood!)」と様々な曲を聞けるのはベスト盤のレコ発ならではだが、初めて聞いた時から「絶対にフェスでやるべき‼」と思っていた「AxxxiS」を今年に入るまでほとんどやらなかったのは何故だろうか
改めてLiSAが自己紹介しつつ、昨日のライブの模様が多くのメディアで紹介されたことを話すと、
「昨日が最高だったなら、今日はそれを越えられるよね?」
と挑発
その上で武道館名物「フロント‼(360°形式のため)」、「バック‼」とブロック毎に呼んでいくが、一瞬サイドバック席の存在を忘れてしまい、慌てて「ライト‼」「レフト‼」言うことに
一部フロントに混ざっていたが(笑)
CO-Kのライトハンド奏法が炸裂し、LiSAが端から端まで駆け巡った「Rally Go Round」で
「楽しんだもの勝ちの 武道館だ‼」
と叫び、歓声を浴びると、幸福感漂う「No More Time Machine」で「今が一番‼」という姿勢を見せつける
パックマンやゲームボーイアドバンスを連想させる映像と共に振り付けが可愛い「エレクトリリカル」を久々にやると、フードを被った「EGOiSTiC SHOOTER」では照明が突如変形
LiSA自身もフードを被ることによって、不気味な気配を晒し出すが、モニターがあるのだからこの曲ではモニターを使用して欲しかったのが本音
自分はステージ正面の南スタンドだったから良かったものの、正反対の北スタンドでは何が起こっているか分かりにくくなってしまう
即座にLiSAが生着替えを行うと着物に日傘(といえばいいのだろうか)を纏った和のファッションにチェンジ
その美しい姿に観客は魅了されるが、すぐさまマイクスタンドにへばりつき、色気たっぷりのままデジロックの「DOCTOR」へ
ちなみに後ろのLEDには曲に合わせて様々な「えん」が表記されるのだが、この曲では「艷」
重心低めのラウドサウンドがのしかかる「Empty MERMAiD」も続いたので、反論の余地は全くない
LiSAが一旦、ステージから掃けるとスクリーンには先程のアニメーションの続き
おたまじゃくしが色んな「えん」がある時を感じながら、LiSAの元へ向かうというものだが、アニメが終わるとにゅーメンズは次の曲に繋ぐべく、セッションを終えある程度暖まったところで「シルシ」のイントロ
再登場したLiSAは「Rally Go Round」のジャケットやPVで使用したと思われる白いドレスを着用(この時の「えん」は「演」)
LiSAの表題曲でバラードが用いられているのは「シルシ」のみ
それもLiSAが最も関わりが深い「ソード・アート・オンライン」で使用されたのがこの曲
この曲を聞くと、同作に出てくるユウキを思い出して、胸が痛くなる
「今日を越えていけなくても キミと生きた今日をボクは忘れない」
とはユウキの心情から描かれたものだと思われるが、改めてみるとLiSAのスタンスもうっすら現れていると気付いた
去年のツアーではこの曲の直後に衣装チェンジが行われていたので、今回も衣装チェンジするのかなと思いきや、衣装を変えることなく、そのままギターを背負い、
「武道館に立つのはイベントを除くと…昨日以来か(笑)。でもそれを除くとやるのは4年ぶりか。最初にここにたったときは本当に申し訳ない気持ちで一杯で…(最初の武道館は途中で声が出なくなってしまったため、本人は「最悪」と称している。)。でもその後、再び立たせてもらって。それから4年後、後ろにもお客さんがいるなかで武道館ワンマンするって凄くない‼」
と過去を振り返りながら、今日の武道館の景色を絶賛
その上で武道館でライブをすることは小学館4年生の頃からの夢だったことを明かし、
「気が付ければギターも弾けるようになりました‼中学生の頃、家でアコギを弾いていたら「三味線かと思った。」って母に言われて、「もう二度と弾くか‼」って思ったけど(笑)」
とギターに纏わるエピソードを話し、ベストに収録された新曲の「WiLL 〜無色透明〜」へ
この曲の元になっているのは「Letters to U」に収録されている「無色透明」
「無色透明」はLiSAになるまでの物語であるのに対し、こちらは
LiSAのこれまでとこれから
だからLiSAにとって今後、「Catch the Moment」のようにこの曲は自身を支えてくれる曲となるのは間違いないこと
なお、CO-Kはアコギでこの曲に参加
Green Dayの名曲「American Idiot」を彷彿とさせるイントロにビートロックが入り交じった「Hi-FiVE!」ではドレス姿にも関わらず、ステージを一周
これにあっきーも続いたが、流石に走り過ぎたのか終盤にバテていた
再びLiSAがステージを去ると今回のツアーのイメージ映像が流れ、PABLOのアレンジによってパワーアップした「ROCK-mode’18(キーワードは「炎」で、ステージには炎が)」からは革ジャンのような衣装に着替え、
「たりらたりら‼」
の大合唱を巻き起こせば、「Thrill, Risk, Heartless」では重厚なサウンドに合わせてシリアスな世界観を
「Psychedelic Drive」ではやはり、LiSAが派手なうちわを途中で手に取り、ジュリアナ東京かというくらいのディスコ祭り
しかしあの派手なうちわは物販で販売しないのだろうか(販売すれば、レキシのように常備持参する猛者も現れる可能性大)
メンバー紹介から、LiSAが煽って煽りまくった「コズミックジェットコースター」から最高時速に到達
更に「crossing filed」では、
「夢で高く飛んだ躰は」
の通り、多くの観客がサビで大きく飛翔
相変わらず初めて見た方は驚く光景である
そしてサビを全員で歌うアレンジに去年のホールツアーから変化している「Catch the Moment」は、
「汗をかいて走った 世界の秒針が いつか 止まった僕を置いていく」
の大合唱
楽しい時間はいつか必ず終わり、寿命を迎える時間もやがて訪れる
それはMy Hair is Badがこれでもかとというほど主張しているが、この曲もそう
LiSAがLiSAで居られる時間もいつかは終わってしまう
特に2015年にツアーが延期になって以降、LiSAはトレーニングをするようになった
それは1本1本のライブを特に大切にしているから
だからこのフレーズは力強い
「武道館最高‼最高だ‼」
とLiSAが叫びまくった後、事実上のラスト(なぜこのように書くかというと、今回のワンマンはアンコールか否かの線引きが非常に難しい)は「Mr.Launcher」
人参がロケットのように飛んで行く映像が非常にシュールであった
「Mr.Launcher」を終えると、LiSAが一時退却(メンバーはそのまま待機)
すると流れ始めるのはLiSAのインタビュー映像
それと共にデビュー時から現代に至るまでの映像が流れ始める
そこには最初の武道館、ZEPP Tokyo、富士急ハイランドと過去の名シーンが次々と
昨年行われたさいたまスーパーアリーナの映像も流れ、会場に照明が灯ると「Believe in ourselves」を歌い出すLiSAが
だがこの曲の直後、LiSAは泣き出してしまう
それは会場中のサイリウムがピンクに照らされていたから
それに心を打たれて、泣き崩れてしまったのだ
そこからどうにかして立ち直り、感謝を述べた上で、
「アニメから入った人、フェスで良いなあと思って入った人、作家さんから入った人。後は…ビジュアル?」
とLiSAに出会ったであろう様々な経緯をLiSAが推測しながら話し、改めて感謝
そして、
「自分の信じてきた「way」があるから、LiSAとしての「day」がある。」
と話し、最後は祝福感満載の「best day, best way」で終了
終演後は各方向に向かって記念撮影
サイドバック席の撮影ではにゅーメンズがEXILEの「Choo Choo TRAIN」のような躍りを始めるおふざけでもあり、最後にはにゅーメンズが客席にタオルを投げたが、ゆーやんは見事に墜落するなか、CO-Kはとんでもない遠投ぶりを発揮
最後はお馴染みの「ばいちー‼」でステージを去った
アニソンとロック、この2つは交わりそうになることはあるもののすぐに離れてしまうことがほとんどだった
実際、「けいおん!」放送直後は軽音サークルに入部希望者が急増したし、楽器を始める方も増えた
だがそれは長くは続かない
それどころか、昔はアニソンとロックは乖離しており、あるバンドがあるアニメの主題歌を担当したときなんか、批判殺到
UVERworldやFLOWは上手いこと吊り橋を渡っていき、受けいれられたが、許容されるのは少数
共存にはなかなか結び付かなかったのである(最近、またバンドモノのアニメが始まったが、「けいおん!」と比べると影響はほとんど出てないし、リズムゲームとしての見方が強い)
だがLiSAの登場でシーンは大きく変わった
アニソンとロックがようやく結び付いたのだ
LiSAの歴史はこの2つのシーンを結び付けた歴史でもある
実際、LiSAがいなければ自身もペンライトが躍動する現場に足を運ぶことは絶対になかった(どんなに曲が良くったって、アニソンライブ特有の雰囲気が受け入れられずフェスで見ても「ワンマンはなあ…。」ってなるのがほとんど)
そしてLiSAの歌は今や、みんなの歌となっている
「Believe in ourselves」の直前に流れた「Believe in myself」の映像に出てきた
「僕のうたが キミのうたになっていた。」
というモノローグ
それをまさに感じ取った日本武道館2日目だった
セトリ
Believe in myself
Rising Hope
AxxxiS
ASH
Rally Go Round
No More Time Machine
エレクトリリカル
EGOiSTiC SHOOTER
L.Miranic
DOCTOR
Empty MERMAiD
シルシ
WiLL 〜無色透明〜
Hi FiVE!
ROCK-mode’18
Thrill, Risk, Heartless
Psychedelic Drive
コズミックジェットコースター
crossing filed
Catch the Moment
Mr.Launcher
Believe in Ourselves
best day, best way
そして前日のセットリストを見ると、自分が聞きたかったあの曲を序盤に演奏している
自分は前日、BRAHMANを見に行っていたため、参加できなかった
今回のツアー、これを逃すと今後聞けなくなる曲が多発する可能性は大いに高い
となると秋のホールツアー、TOKYO DOME CITY HALL公演は2日参加も考えた方がいいかもしれない…
Next Live is … SIX LOUNGE × SUPER BEAVER @ LIQUIDROOM(20
18.6.20.)


BRAHMAN 関連ツイート

RT @hemunhemun: ボーカルの人客席飛び込んだ
#BRAHMAN
#ブラフマン
#ルナフェス
RT @SUGIZOofficial: ルナフェス、MUCC、大黒摩季ちゃん、AA=、最高最狂‼︎ そして今からのBRAHMANに大注目〜‼︎‼︎‼︎ SGZ
RT @yixxx1980: 2018/6/24 BRAHMAN LUNATIC FEST セトリ

初期衝動 with SUGIZO
賽の河原
SEE OFF
BEYOND THE MOUNTAIN
AFTER-SENSATION
雷同
ANSWER FOR…
警醒
鼎の問…

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする