BRAHMANを集めたよ!
ブラフマンが、武道館で初ライブってんで、
わざわざ東京さ行って、見て来ただ。
結成20年にして、初の武道館。
ブラフマン、ヌンチャク、スキャッフルキング、バックドロップボム・・・、
他にもいっぱいあるけど、大好きだったハードコアバンドの中で、
ずっとコンスタントに活動を続けているのは、ブラフマンだけ。
ー「続ける」
それは、一つの型になる。
もう、ミクスチャーバンドの中の1つではなく、
ブラフマンというジャンルへ。
武道館は八角形。
通常は、北側の席を全部つぶして、そこにステージを設置するけど。
ブラフマンは、八面全てを使った。
「ありのままのカタチ」を活かしたかった
中央に設置されたステージは、360℃グルッと周囲から見られるリング。
だから、Toshi-lowの最初のMCは。
「ここには、右も左もねぇ。上も下もねぇ。前も後ろも、ねぇ。
恨みもわだかまりも、ねぇ。
過去も未来もねぇ。
あるのはただこの瞬間、ありのままの俺たちの姿。
2月9日、日本武道館。さぁ闘おうぜ、俺たちBRAHMAN始めます!」
「うぉ~!!!!」と、どよめく武道館で既にみんなの意識は1つ。
鳥肌、全開。
先に武道館に立った、周りのバンドたちへのMCは。
「ずっと、社会に突っ張って生きてきた奴らが、
急に武道館に立つと感謝の言葉を使いだすことが、気に食わなくて。
俺は、そういうのは絶対に嫌で。
だから、どう思われるか分からないけど、
1つだけ言わせてくれ。
・・・
今日は、ご来場ありがとうございます」
で、場内が大爆笑だったけど、
次のセリフが、個人的にはメチャクチャ共感できた。
「なります。ここへ立つと、そういう気持ちになります。(立てば)わかります。」
サントリーホールでさとうみつろうトークショーをした時に、
同じ気持ちを感じたから。
今チェックしたら2年前のblogに、まったく同じことを、同じ文章で書いてあった。
「ここに立つと、ありがとう以外の感覚が湧くことはありえません」
って。
読んでみて↓
「武道館を繋いできた、先人たちへの感謝」についても語ってた。
武道館は、そもそも武道をするための会館。
そこに、ビートルズが来日した際にコンサートを開催しちゃった。
それ以降、「ロックバンド」の聖地として、ずっと受け継がれてきた。
「暴れたり、壁を殴ったり」いつものブラフマンのような振る舞いで、
これまで先輩たちが築き上げてきた全てを壊すわけには、いかないと。
一番、最後の曲が終わり。
Toshi-lowだけがステージに残り、MC。
さあ、幕が開くとは、終わりが来ることだ。
一度きりの意味を、お前が問う番だ。
バトンは受け継いだ、次(ここに立つの)は誰だ?
で、マイクをリングに落として、「ゴンっ!!」と鈍い音が鳴ると同時に、
会場が真っ暗になって、しゅーりょー。
当日券だったけど、どセンターだったのね。
みーの席。
八面
るのに、正面。
さらにその、どセンター。
Toshi-lowと、ピッタリと目が合うの。
「「一度きり」の意味を、お前が問う番だ!」
で、100%目が合ったのね(笑)。
いや、アイドルのコンサートでよくある、ファンの勝手な思い上がりだろうけどさ。
問うてみよう・・・。
「一度キリ」の、意味を。
過去も無く、未来も無く、今しかないこの宇宙で。
「一度キリ」を生かされてる、その意味を。
同じようなスニーカー履いて、
良く見るx-largeやらnestaやらsttusyやらの服を着た人だらけ。
スケボー乗って、00ゲージのボディピアス開けて。イレズミ入れて。
周りに、自分と同じような人ばかり。
きっと同じような青春時代を過ごした、同士達。
趣味も、嗜好も、思考も、聞いてた音楽も、買う服も、した遊びも、
社会での位置も、サボリ方も、言葉遣いも、反抗的な態度も。
同じような仲間たちが、1万2,000人、
そこに集まってた。
なんだかそれが、嬉しかった。
「まだ、生きていたんだ」みたいな。
あの頃が、まだ生きていたんだ、
でもある。
このブログを読んでくれてる人の中にも、
ブラフマン武道館に行った人、いるかな~。
あまりバンドとかに興味ない人は、
モデルのryoさんの旦那様が、ボーカルのtoshi-lowです。
↑武道館で初めて聴いた
↑これが一番、好きな曲
↑ブラフマンの入場曲。いつ聴いてもかなりグッと来る。
ブルガリアの民謡です
↓ハードコアバンドが武道館へ。
「俺らみたいなバンドを、ここへ上げてくれて、ありがとう」と言ってたけど。
すでに、各音楽評論家が、
「これまでで最高の武道館の使い方だった」と絶賛。
そりゃ、そうだ。
ただただ、かっこよかった。
サノバロックも、遠慮せずに本来好きな路線でやってみよう。
なぜに、Jpop側へ寄せたんだろうか(笑)。
バンドしてた頃はずーっと、叫んできたはずなのに。
まぁ、それはそれか。
若い頃は。
BRAHMANって名前も、ただのバンド名だと思ってたけど。
ブラフマン(ब्रह्मन् BRAHMAN)は、ヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根本原理。自己の中心であるアートマンは、ブラフマンと同一(等価)であるとされる(梵我一如)。
やはり、そういう人たちがやってるんだね。
ニルバーナも、そう。
俺らからしたら、「バンド名でしょ?」と思っちゃうけど。
nirvāṇa(ニルヴァーナ)とは、仏教において、煩悩を滅尽して悟りの智慧( 菩提)を完成した境地のこと。涅槃(ねはん、サンスクリット語: निर्वाण。
ブラフマンも、ニルバーナも。
「悟り」とか「ワンネス」とか、そういう事に興味がない若者が、
「ただカッコよくて、聴いている」音楽。
それだけなんやけど。
結局は、そういう世界を歌ってるし、そういう世界へ通じさせられてる。
ちなみに、mitsu-lowの表記は、
toshi-lowと、LOW-IQ-01から来てます。
ブラフマンは東北の復興応援にも、かなり力を入れているバンド。
東北についての、MCでは。
「お察しのとおり(武道館は)何かと制約が多い。今日俺はできねえことだらけだ、でも自分にできねえことは人に頼めばいい。頼むことは逃げじゃねえ、挑戦だ。
俺が歌えないなら、歌のうまい友達に頼めばいい。」
MCとか、あんまりしないバンドなはずなのに、
流暢に色んなこと話してたな。
やっぱ、武道館って、
「そういう気持ちに、なります!」なんだろうな。
最近、好きなバンドのライブに行ってますか?
そこへ行くと、あなたの青春の頃、同じような趣味嗜好で生きていた同士が、
いーっぱい居まっせ。
ぜひ、青春の香りを嗅ぎに、行ってみてね。
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→「だから始まる前LUNA SEAに聞いたの、おたくのSLAVE踏みつけてもいいですか、って」
「でもよくタイムテーブル見たら俺が今踏みつけてるのYOSHIKI待ちの人じゃん」
「必死に見てみぬふりしてます」
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