ココロに夢と宝石を。
Side C
勉強をするのに於いて、開発研究するのに於いて、
色々な物事は分析出来る
データや数字に基づいて考える事で無駄も無い
データを蓄積して、例え失敗しても次に繋げる
成功なんてなかなか無くて、投げ出したくもなる
それでも続ける事が出来るのは
僕が機械は信用出来ると思っているから
だって、機械に感情は無いから単純で分かりやすい
ひとは僕に対して何を思うかは分からない
でも、機械は手を掛ければ掛けるだけ…
僕に寄り添ってくれるような気がしたんだ
仲良く話し合う誰かと誰かを見たり、
テレビのなかの人々が笑い合う光景を見たり、
例えば恋人達を見て
寂しく無いだなんて言ったら嘘になる
だから、『Electric Love』を開発して
誰か、僕が真っ直ぐに向かい合えるひとと話せたら…
そんなひとがもしも、どこかにいれば
今まで見て来た誰かや誰かのように
僕もひとを大切に思って思われたら…
そんな風に夢を見た
ユノヒョンが偶然
『Electric Love』にログインしてくれた事
それは僕にとって、変わらない日常に彩りを与えてくれるものになった
画面越しでは有るけれど、
誰かと話していて初めて『楽しい』と思った
変わり映えしなかった日常
でも、明日が来る事が楽しみになった
寝不足になったってユノヒョンがログインしてくれるのを待ち侘びるようになった
せっかく『Electric Love』のなかで
顔を見ずに楽しく話せるようになった
それなのに現実世界でも出会ってしまい、
赤面症で上がってしまう性格のせいで
上手くコミュニケーションが取れなくなった
ゲームのなか、赤面せずに上手く話せていた僕を
ユノヒョンは好きだと言ってくれた
それなのに、ふたりの僕を別人だと思っているユノヒョンが現実世界での僕とも嬉しそうに話したり、
つまらない僕を大学でわざわざ探したり…
それがどうしてか分からなくてもどかしかった
分からない、自分の気持ちすら分からないなんて
こんな事初めてなんだ
だけど、今だって…
ひとりでいつものベンチに座って
来るか来ないかも分からないユノヒョンを
まるで待っているようにそわそわしていた時は
頬に触れる風が冷たくて、心も何だか寂しかった
でも、今はユノヒョンが左隣に居るから
寒さだって何故か感じなくなってしまった
心拍数も上がってしまって困るんだけど
言ってしまったら嫌われる、馬鹿にされるかもしれない
そう思いながらも自分のコンプレックスを話した
でも、ユノヒョンは『気にしなくて良い』
そう言ってくれて少し、気持ちが軽くなった
でも、今度は顔を見なくても声を聞いたりしただけで顔が熱く、赤くなるようになってしまった
もしも風邪っぴきのユノヒョンが大学に来たら、
もしも昼に僕がいるベンチにやって来たら…
そう思って作って来たスープをユノヒョンは嬉しそうに飲んで美味しいと言ってくれた
それだけで僕の方が嬉しくて、また顔が赤くなる
そんな僕をユノヒョンは覗き込んで来るから、
恥ずかしいし困ってしまった
だから、どうして赤くなるのか分からないと言ったら、
ユノヒョンはもっと嬉しそうに僕を覗き込む
これ以上心拍数が上がったら危ないんじゃあないかと思った
「俺からしたら可愛いけど、
チャンミンにとっては大事な事なんだって分かるよ
でも、やっぱり…
昨日、ゲームのなかで赤くなっていたのは何で?」
「…近過ぎます」
隣で、体温が伝わって来そうなくらい近くに座っている事だって緊張するのに、地味な僕とは比べ物にならないくらい整った顔に近付かれて思わず仰け反ったらくすりと笑う
「変な事って…
俺を好きになって、って言った事?」
「…何度も言わないでください」
会いに来てくれて嬉しい
勿論風邪は心配だけど…
昨日もユノヒョンの部屋で話して、
その後も画面越しで話したのに
今まで話せなかった事も勇気を出して話したのに…
それでも嫌われなかったと思えて安心した
安心したらもっと声を聞きたくなるだなんて
僕は何だか欲深い
「多分、俺の事を好きなんじゃ無いかな?
好きになって、じゃなくて好きなんだと思う
どう?」
「…」
僕がユノヒョンを『好き』
その言葉が耳に届いて脳に達して…
でもまだ分からない
だって、好き、を確実には知らないのだから
ずっとずっと、人前に出ると赤くなる事が嫌だった
それを知られたら、見られたらおかしいと思われると思ってきた
だけど、ユノヒョンはそんな僕を知っても会いに来てくれた
だから、緊張するけど…自分だけでは分からない、持て余す気持ちをユノヒョンに聞いて欲しいって思ったんだ
「ゲームのなかで…相談したんです」
「…え」
ユノヒョンが目を丸くした
確かに脈絡が無かったかもしれない
でも、自分でもまだ分からないし整理出来ない気持ち
言葉にするのも難しいんだ
「どうして僕が分からない気持ちを、
ユノヒョンやゲームの女の子達は分かるんですか?」
スープを飲む為にマスクを下げているユノヒョン
目の前の整った小さな顔は赤くなっている
きっと、それは風邪を
いて熱が有るから
そして、僕が今赤くなっているのは
ユノヒョンの顔を見ているし見られているから
そうなんだって思おうとしたいのか、
それとも否定して欲しいのか、
どうして僕はこんな事をユノヒョンに話しているのか…
「ゲームの女の子、って『Electric Love』の事?」
「…そうです……っ…ユノヒョン…」
「少し熱い」
左隣のユノヒョンが身体ごとこちらを向いて、
左手がゆっくり伸びて僕の右頬に触れた
風は冷たい筈なのに、触れられたら
もっと熱くなって逆上せそうになる
「…ユノヒョンが触るから、もっと熱くなるんです」
「どうして俺が触ったら熱くなるの?
俺以外の誰かが触れたら?」
「そんなの…分かんない…」
ゆっくり顔が近付いて至近距離で覗き込まれる
ここはひとはなかなか来ないけれど、
でも誰に見られるか分からない
離して欲しい、恥ずかしい
それなのにユノヒョンの手を振り払う事が出来ない
ぎゅう、と目を瞑ったら
今度は左頬にも掌が触れて、包まれた
「ゲームのなかの女の子は何て言ったの?
チャンミンは何て言ったの?教えて欲しい」
目はもう開けられなくて、
頬に触れるユノヒョンの掌だけに
感覚が研ぎ澄まされるようになる
僕がデータを入力したキャラクターの女の子
彼女は僕に、それは恋では無いのかと言った
でもそんな事分からない
自分に自覚なんて無いのに言えない
でも、黙っていてもユノヒョンは手を離してくれない
何も言わないからそっと目を開けたらもう一度
「聞かせて」
そう、優しく言われて…
どうしてか抗う事が出来なかった
「恋は、体温が上がって鼓動が速くなる…
そう言われました」
「チャンミンは今熱い?頬は熱いよ」
「…熱い、どうしてか分からないけど熱くて…」
熱いし、見つめられたら目頭が熱くなって
泣きそうになる
でも、それが嫌じゃなくて
どうしてなのか分からない
きっと泣きそうになっている事だって、
こんなに近くに居たらユノヒョンも気付いている筈
それなのに手を離してくれない
「他には?何て言われた?」
「…好きなひとを見ると…
瞳孔が開いて多少の興奮状態になるって…」
「へえ、じゃあちゃんと目を開けて?」
「……見ないでください」
大学の売店で初めてユノヒョンの姿を見て、
そして腕を捕まれた時のように
『離して』
そう言えば良いのに、顔を背けたら良いのに…
「チャンミン、瞳孔が開いてる
どうして?」
「…ユノヒョン、近い…」
鼻先が触れそうなくらい近付いて、
ユノヒョンの黒くてまるで宝石のような瞳が目の前
近過ぎるからか、涙が滲んでいるからか
ぼやけてしまう
そうしたら少しだけ恥ずかしさは薄らいだ
「チャンミンも触って?」
「え…」
左手が頬から離れた
緊張しなくて良いから安心すれば良いのに、
それを寂しいだなんて思った
でもそれも一瞬で、ユノヒョンの左手は
僕が膝の上で固く握っていた右手に触れて、そっと掴まれて持ち上げられた
「俺の頬を触ってみて」
「何で、ですか」
「触れば分かるよ」
赤くなっている頬
ユノヒョンと僕とどちらが赤いかは分からないけど、
きっと風邪で熱が上がっているのかもしれない
手を包まれたまま、ユノヒョンの頬まで導かれて
ゆっくりと触れた
「…熱い、やっぱり熱が上がったんじゃあ…」
昨日よりは元気そうに見えるけれど、
また悪化したら大変
帰った方が良いのでは…
そう言おうとしたら、ユノヒョンが微笑む
「熱は無いよ、それに授業を受けている間はやっぱり少ししんどいかなあと思ったけど、チャンミンに会ってから元気になった」
「じゃあどうして熱いんですか?」
「チャンミンが好きだからだよ
好きなひとが目の前に居て、触れて、そして触れられてるから」
そう言うと、さっきまでユノヒョンの左手が触れていて、でも今は寂しくなってしまった右細に唇が押し当てられた
「…っまた勝手に…」
「好きだし、
チャンミンも俺の事を好きだから良いだろ?」
「…好きなんて、恋なんて分からない」
「初恋だったら分からなくても恥ずかしく無いよ
初めて俺がログインした時に言っただろ?
『恋とか愛が何なのか一緒に探しましょう』って
俺は見つけたから、後はチャンミンだよ」
恋を知らない
だからまずは友人を、
何でも話せるひとを見つけたいと思った
それなのに、友達を飛び越えてユノヒョンは
どんどん僕の心のなかに入り込んでいく
「ちゃんとしたキスは風邪がちゃんと治ったら
今はチャンミンに移したら大変だから」
「…っ…あ…」
もう一度、今度は額に熱い唇が触れて離れていく
掌も唇も離れてしまうと、何だか寒くなるし寂しい
「恋は分からない
で
も、ユノヒョンが居たら、ユノヒョンが触れると
泣きたくなるのにどきどきするのに…
嫌じゃなくてもっとって思うんです」
どれだけ勉強したって感情をコントロール出来ない
自分自身の感情が分からない
データを蓄積しようとしても恋を知らないから出来ない
こんな面倒ならば機械と向き合っていた方が良い
きっと、少し前の僕ならそう思っていた筈だ
だけど、今は…
どうして僕はこんなにユノヒョンに反応してしまうのか、その理由が知りたい
「もっと、って思ってくれるの?」
「どうしてか分かりませんが…」
感情を持て余すなんて情けない
自分の気持ちが何なのか分からないなんて情けない
でも、そんな僕でも…
「嬉しいよ」
ユノヒョンがくしゃっと目を細めて笑ってくれるから、
それだけでやっぱり泣きそうになる
どうしてなのか分からないけれど、胸が締め付けられる
こんな自分を少しずつ受け入れて…
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宝石 大工と職人がつくった会社
こんばんは
今日は私のネイルの話にお付き合いください
息子を出産する少し前にジェルネイルを落としてから、もう3年以上ネイルサロンから遠退いている私
それまでは毎月ネイルをするのが楽しみで、今月はどんなデザインにしよう…とワクワクしながら通っていました
ちょっと懐かしい自分のネイル写真振り返ってみます
ネイビーが気に入っていた、ツイードネイル
押し花ネイルも好きだったな
お花がぷっくり3Dネイル
ハワイへのハネムーンには海に合うようにこんなネイルにしたんだっけ
宝石を散りばめたみたいで、好きだったデザイン
これはとっても指がキレイに見えるカラーとデザインでした
ボタニカルが流行した時はボタニカル柄に
彼が好きなお花、ひまわりをモチーフにしたり
このときはちょっと爪の形をスクエアにしてたときだなぁ
ほんの一部ですが、こんな感じで楽しんでいたんです
以前は家事をするのもゴム手袋必須
仕事でチョークを使い、手荒れしやすかったので、ケアも熱心にしていたなぁ
それが子どもが生まれてからというもの、ゴム手袋なんてしてられないし、毎日何度も手を洗うし、日焼けもバンバンするしで、気付けば手が荒れまくり
ガサガサな自分の手を見て、なんだかとっても気分が落ちてしまって
最近少しだけ寝る前にハンドケアをするように
…といっても、ハンドクリーム塗って、ネイルクリーム塗るだけなんですが…
はけタイプのネイルオイルはどこでもは塗りにくいけれど、この真ん中のリッチネイルはクリームタイプでとっても手軽なんです
今日は録画してあったドラマを、二人が寝た後に見ながらぬりぬりしてました
あ~
なんだか自爪って恥ずかしいな
でもしばらくは、ネイルはお預け
穴をひたすら掘って、爪の中まで真っ黒になりましたよ
ジェルなんてしてしまったら、思いっきり砂場遊びに付き合えなくなる…
でもこの笑顔を見ると、当分は仕方ないな…と
<
div>さぁ、明日も朝から予定がいっぱい
早く寝なくちゃ
お付き合いありがとうございました
オーラ占い大阪&天然石 パワーストーン アクセサリー 販売(通販)のジュ・オーヴ
オーラ占い師 サジテール&プワソンです
シトリンのペンダントトップについて、たくさんのお問い合わせありがとうございます。
すべての皆様に、メールの返信をさせていただきましたが、
中には、パソコンメール拒否をされていたり、
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と、連絡が取れない方もいらっしゃいます。
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ショップをご用意しましたので、そちらからお手続きお願いしますm(_ _)m
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私の傷ついた心ごと抱きしめるあなたは
まさに一枚上手の大人の男
あなたのぬくもりと匂い
そして声と眼差し
知らぬ間に私の記憶に刻み込んだ。
静かにあなたは語り始めた。
「元々僕達は一つなのだから」
私の瞳から零れ落ちた
ひと粒の涙をあなたは
人差し指でそっと弾いて
「傷つくと分かっていたのにいかせたのは僕の罪。。。僕は君を束縛できないほど愛していた。
でもそれは間違いだった。もう決して僕の元を離れてはいけない」
とめどなく溢れる涙にあなたは
私の頭を優しく引き寄せて胸の中で静かに泣かせてくれた。
「恋の駆け引きなんてまやかし。運命の赤い糸は繋がっているんだよ。今も」
あなたは私を決して責めない。私に非があろうともあなたの優しい眼差しは変わらない。あなたの愛はまるで穏やかな春の光のようにいつも優しく私を包み込む。
「僕の半分は君で君の半分は僕なのだから、君の喜びは僕の喜びで、君の悲しみは僕の悲しみ。僕は君を感じて生きていくし、君も僕を感じて生きていく。だからもう決して離れるべきじゃない。君を守れるのは僕しかいないのだから。。。
僕は世界中でたった一つの宝石を見つけたんだ。
再会した時に約束した通り、これから君の事をピカピカに磨いてあげるね♡」