昭和元禄落語心中 王子様は、そこにいます。

昭和元禄落語心中 王子様は、そこにいます。

もしものときのための昭和元禄落語心中5選


▼ビックカメラで福袋の抽選受付を開始、16日まで

新年最初の運試しとして各量販店が用意する福袋。

今年のビックカメラは本日から16日まで申し込みを受け付ける。

応募は先着順ではなく完全な抽選方式を採用しているので

転売屋に買い占められる心配もなく、ゆったりエントリーできるのが嬉しい。


色々とハシゴしながら見ていた今クールの連続ドラマで

私の中で断トツにトップのクオリティを誇っていたのが

NHKドラマ10で先日終了した「昭和元禄落語心中」。

累計200万部を突破した雲田はるこの人気コミックの実写化で、

既にアニメも2期放送済みという難関に敢えて挑んだ製作陣の気概を感じる。

出演は岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、平田満、篠井英介、山崎育三郎。
脚本は朝ドラ「マッサン」の羽原大介、音楽は村松崇継、

そして演出には「赤い文化住宅の初子」「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」と

繊細かつ大胆な演出で女性の心理を抉り出すタナダユキ監督が

落語の世界を舞台にした人間ドラマに挑む。

どういった経緯でキャスティングが決まったのかは不明だが

とにかく岡田将生の役への没入度がハンパではなく、所作から台詞回しまで、

凛とした佇まいの中にも艶やかさを併せ持つ菊比古と完全に一体化していたように思える。

幼少期から晩年まで、愛憎入り乱れる波瀾万丈の人生で落語に執念を燃やしながら

孤独を引き受けて生きてきた八代目・有楽亭八雲の生き様に涙した。

映画で観たかったとも思うが、この物語を2時間にまとめるのは至難の業であろうし

騒々しいCMの入らないNHKでのドラマ化が最も良い方法だったのかも知れない。

未見の方は超強力にお薦め。


▼今週発売の書籍+α


▼今週発売の新譜

今やカラオケの定番となった「恋」、

現代の家族の形を提示した平成の名曲「Family Song」、

NHK朝ドラに起用された「アイデア」など、ヒット曲満載のニューアルバム。

山下達郎の参加まで発表されて驚いた。

ミスチルや宇多田ヒカルなど、オリジナルアルバムでも

ヒットが生まれた2018年最後にして最大の話題作になることは必至。

奇しくも今年末は小坂忠が「ほうろう」の再現ライブを

ティン・パン・アレーのメンバーや風街レジェンド級のゲストを迎えて開催したり、

松任谷由実が45年のステージを振り返るベストライブツアーを行っていたりと、

ポップスの始祖達がその人生のまとめに入っている。

星野源は、細野晴臣の影響を受けたことを公言している

いわば直系のアーティストなので、私としても彼が今の日本で大人気になったことが嬉しい。

正直な話、ソロデビューした頃にはこんなことになるとは想像もしていなかった。

同時に、身体があまり強くない人なので映画にドラマにラジオにと

休む間もなく働かされている現状をハラハラしながら見守っていたりも。

最近気になっていることがもうひとつ。

「おげんさんといっしょ」の中で、「今になって歌を勉強している」と言っていた。

基礎を身につける前に大ブレイクしてしまい、

今になって発声法やブレスの大切さに気付いたというようなことを言っていたと思うが

確かに最近観たいくつかの番組での歌唱は、歌がやや太くなっていた気がする。

動き回っても安定しているような気もした。

ただ、それは星野源のファンが望んでいる進化なのだろうかと、ふと思ったりもするのだ。

星野源の歌は、どこにでもいる青年が平凡な日常生活の中で生まれた言葉に

メロディを付けて口ずさんでいるような親近感こそが肝では無かったか。

少なくとも私にとってはそうだった。

どんどん歌が上手くなって、ニセ明が本物の布施明顔負けなほどの

声量を手に入れたとして、それは喜ぶべきことなのだろうかと、

古参のファンのひとりとして疑問を投げかけておきたい。

ご清聴ありがとうございました。


秋冬はみゆきがやってくる季節だが、今回はどちらも蔵出しっぽいリリース。

ライブCDは「糸」「時代」「世情」のライブ歌唱音源を楽しめるのがウリらしいが

フリークでなければ取り立てて思い入れもないであろう曲も多く

複数のライブからセレクトした割にはライブベストにもなっていないのが残念。

初回盤にDVDを付けるにもしても、今時3曲分しかないのはちょっと物足りない。

同じく今週発売の星野源を見習わなくてはいかん。

「夜会工場」は、基本的に東京でしか上演されない「夜会」を

全国のファンの楽しんでもらえるように再構築された

ダイジェストライブのBlu-ray化で、一見美味しいとこ取りのようではあるが

ストーリー性の高い「夜会」をブツ切れにしたせいか

本編を観ている人には本当に単なるダイジェストに過ぎず、

あまり観ていない人には訳がわからないのでどっちづかずの印象が強い。

「アレやらないの?と思う人もいると思うので」と披露した

ツアー当時放送中のドラマ「やすらぎの郷」の主題歌「慕情」も入っていない。

(まぁ、ワンコーラスのみのサービスだったので仕方ないか)

これはもう何度も書いているが、これだけ「糸」が愛されているなら

今出すべきは中途半端なハーフベストやライブCDではなく

「わかれうた」から「慕情」まで全て入った「オールタイムベスト」しかない。

今出せば絶対に1位のバカ売れ間違いなしなのに、何故出さないのだろう。

なんなら3枚組50曲入りぐらいで私に選ばせてくれ。

今から書いてもいいぞ。

よし、1曲目は「うらみ・ます」、2曲目は「12月」、3曲目は「髪」・・・


ライフワークとも言える洋画のカバーアルバム第4弾。

「明日への手紙」が売れても全く動じることなく

マイペースを崩さないスタイルは谷山浩子や大貫妙子のような貫禄すら漂うな。



▼今週発売のゲーム

「スマブラ」も
発売されてクリスマス商戦も真っ直中の今週は

「ドラゴンクエストビルダーズ2」がメイン。

PS Vita、PS3、PS4の3機種マルチ+時間差でSwitchでも発売された前作から

今作ではPS4とSwitchの2機種に集中してのリリース。

PS系ハードだけで約60万本を売り上げた前作の穴を2機種で埋められるかが鍵。

人気のサンドボックスにドラクエを絡めたスピンオフ的な作品ではあるが

本家の世界観を上手くアレンジしたシナリオで前作は予想以上に楽しませていただいた。

時間があれば遊びたい。


ニンテンドークラシックミニ、NEOGEO mini、プレイステーションクラシックと

レトロゲーム人気が再燃しているコンシューマー市場で

ロックマンと肩を並べる(と私は思っている)ファミコン時代からの名物キャラクター、

くにおくんの作品を集めた作品が発売。

・熱血硬派くにおくん

・熱血高校ドッジボール部

・ダウンタウン熱血物語

・熱血高校ドッジボール部サッカー編

・ダウンタウン熱血行進曲

・くにおくんの時代劇だよ全員集合!

・いけいけ!熱血ホッケー部

・びっくり熱血新記録!

・熱血格闘伝説

・くにおくんの熱血サッカーリーグ

・熱血!すとりーとバスケット

以上の国内クラシックタイトル11作品に加えて

海外を舞台にした日本未発売の海外版「くにおくん」シリーズ4作品、

同じテクノスから海外で発売されていた海外版ダブルドラゴン3作品を追加収録。

収録タイトルは最大4人までの同時プレイに対応し、

オリジナル版のチラつきやバグが修正された「クオリティアップ版」を

大半のタイトルで同時収録するかなり手の込んだ仕様。

早期購入特典は「花園高校ドッジボール部」が遊べるDLコード。

いっそSFC版も思わないでもないが、

18作品+アレンジ版搭載で5000円ならコスパは悪くないな。


こちらもファミコン時代までは遡らないものの旧作の復刻移植。


▼今週発売のBlu-ray

より抜粋。

トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが

不可能なミッションに挑む大人気アクション・シリーズの第6弾。

共演はヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、

アレック・ボールドウィン、ヘンリー・カヴィル。

監督は近年のトム主演作のほとんどに関わっているクリストファー・マッカリー。

もうトム・クルーズ=ハリウッドそのものなのだと思う。

ストーリーも音楽も撮影も超一級、そしてこれだけの大掛かりなアクションでも

可能な限り吹き替え無し・生身のスタントにこだわった

トム・クルーズのプロ意識の高さにほとほと感心させられる。

そして何よりも驚かされるのは、度肝を抜くアクションの数々が

映画の最大のウリになっていないことだ。

息の合ったチームプレイ、秘することで貫かれたイーサンとジュリアの絆、

それを温かく見守るイルサという重層的に織り上げられたストーリーこそが

映画の大きな柱になっている。

アクションに比重が置かれていた「ローグ・ネイション」よりも

ドラマ部分が増強されていて、私の大好きな「007」シリーズにさらに

近づいたようにも思えるが、スパイ映画としての美学を持つ「007」では

絶対にやれないようなド派手なアクションは本作ならでは。

ダニエル・クレイグがボンドを続投するか辞めるかで揉めている間に

イーサンが全部持っていってしまったような満足感を得られた。

2時間半近い尺も何のその、あっという間に終わってしまう最高のエンターテイメント。


より抜粋。

前作「マンマ・ミーア」はメリル・ストリープやピアース・ブロスナンが

ABBAの歌に合わせて楽しそうに歌って踊っているだけの

ゆるいミュージカルといった雰囲気だったが、

今作は母親のドナ(メリル・ストリープ)を失った

娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)が

ドナの遺志を受け継いでホテルをオープンさせようと奮闘する物語。

ドナがどのような恋愛を経てひとり島で生きてきたのかを並行して描くことで、

大人達の力を借りながら母のような逞しさを

少しずつ身につける娘の成長物語を効果的に見せている。

何十年経っても古びないABBAの音楽が昔(母)と今(娘)を繋ぐ役割を果たし

物語としては前作よりもずっと良く出来ていると思う。

母娘の絆をフィーチャーしたことで

旦那のドミニク・クーパーは完全に端役へと押しやられ、

代わりにピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、

アンディ・ガルシアとソフィを守るナイトとしてシルバー世代の俳優が大活躍。

だが、楽しく進行していた映画の空気を一変させる存在が終盤に登場。

それが、ドナの母親、ソフィの祖母役のシェールである。

出てきた途端に目線がそこから動かせないほどの神々しさ。

「バーレスク」から8年が経ってさらにアンドロイド化が進み、

表情もダンスも「人形が笑った」「人形が動いた」という

心霊現象に近いわずかなアクションのみだが、歌はさすがの上手さでいやはや参った。


世界中で愛され続けている児童文学「くまのプーさん」をベースに

プーさんの大親友であるクリストファー・ロビンのその後を描くファンタジー。

大人になったクリストファー・ロビンのもとに

懐かしい仲間達が忘れていた大切な何かを運んでくる。

主演はユアン・マクレガー。

監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター。

近年はアクションや大作に携わってきたフォスターが

約10年振りに原点回帰したともいえ、監督の初期作品のファンとしては嬉しい。

セットで見ておきたいのが「グッバイ・クリストファー・ロビン」。

「くまのプーさん」を生み出したアラン・ミルンとその妻ダフネ・ミルンの

波乱に満ちた人生を描いた作品で、

「ピーター・ラビット」で言うところの「ミス・ポター」。

予想していた通りの大人になり、予想していた通りのオチへと着地する

安心ブランドの「プーと大人になった僕」だけで完結するのは勿体ない。

「くまのプーさん」という作品の裏にど
な隠された物語があったのか、

知っておいて損はない。

不遇なことにこちらは劇場未公開だったのでご存知なかった方は是非この機会に。


製作50周年を記念して日本でも一部で劇場公開された

SF映画の傑作「2001年宇宙の旅」の最新デジタルリマスター版が

日本語吹替を収録してBlu-ray・4Kで発売。


年末年始かけても見終えるのが困難なほど長大なストーリーの

人気シリーズがBOXでイッキ見仕様に。


第13回本屋大賞に輝いた宮下奈都の同名ベストセラーを

「四月は君の嘘」「陸王」の山崎賢人主演で映画化した

音楽ドラマ「羊と鋼の森」が今週発売。

調律師を目指す青年の成長を描いている。

共演は鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、三浦友和。

監督は「orange-オレンジ-」の橋本光二郎。

昨年の「陸王」、今年は「グッドドクター」にも出演し、

少しずつアイドル売りから脱却を図る山崎賢人だが

残念ながらそういった方向で出演した作品がほとんど話題にならないのが不憫。

非常に丁寧に作られており、思わぬ掘り出し物。

風景的にも寒い季節に見るにはぴったり。静かな日本映画がお好きならお薦め。

年末らしく騒々しいお祭り映画がお好きなら「銀魂2」が鉄板。



▼Kindleセールまとめ

<昨日から開始されたセール>

<継続中のセール>



やめられないとまらない、昭和元禄落語心中


▼ビックカメラで福袋の抽選受付を開始、16日まで

新年最初の運試しとして各量販店が用意する福袋。

今年のビックカメラは本日から16日まで申し込みを受け付ける。

応募は先着順ではなく完全な抽選方式を採用しているので

転売屋に買い占められる心配もなく、ゆったりエントリーできるのが嬉しい。


色々とハシゴしながら見ていた今クールの連続ドラマで

私の中で断トツにトップのクオリティを誇っていたのが

NHKドラマ10で先日終了した「昭和元禄落語心中」。

累計200万部を突破した雲田はるこの人気コミックの実写化で、

既にアニメも2期放送済みという難関に敢えて挑んだ製作陣の気概を感じる。

出演は岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、平田満、篠井英介、山崎育三郎。
脚本は朝ドラ「マッサン」の羽原大介、音楽は村松崇継、

そして演出には「赤い文化住宅の初子」「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」と

繊細かつ大胆な演出で女性の心理を抉り出すタナダユキ監督が

落語の世界を舞台にした人間ドラマに挑む。

どういった経緯でキャスティングが決まったのかは不明だが

とにかく岡田将生の役への没入度がハンパではなく、所作から台詞回しまで、

凛とした佇まいの中にも艶やかさを併せ持つ菊比古と完全に一体化していたように思える。

幼少期から晩年まで、愛憎入り乱れる波瀾万丈の人生で落語に執念を燃やしながら

孤独を引き受けて生きてきた八代目・有楽亭八雲の生き様に涙した。

映画で観たかったとも思うが、この物語を2時間にまとめるのは至難の業であろうし

騒々しいCMの入らないNHKでのドラマ化が最も良い方法だったのかも知れない。

未見の方は超強力にお薦め。


▼今週発売の書籍+α


▼今週発売の新譜

今やカラオケの定番となった「恋」、

現代の家族の形を提示した平成の名曲「Family Song」、

NHK朝ドラに起用された「アイデア」など、ヒット曲満載のニューアルバム。

山下達郎の参加まで発表されて驚いた。

ミスチルや宇多田ヒカルなど、オリジナルアルバムでも

ヒットが生まれた2018年最後にして最大の話題作になることは必至。

奇しくも今年末は小坂忠が「ほうろう」の再現ライブを

ティン・パン・アレーのメンバーや風街レジェンド級のゲストを迎えて開催したり、

松任谷由実が45年のステージを振り返るベストライブツアーを行っていたりと、

ポップスの始祖達がその人生のまとめに入っている。

星野源は、細野晴臣の影響を受けたことを公言している

いわば直系のアーティストなので、私としても彼が今の日本で大人気になったことが嬉しい。

正直な話、ソロデビューした頃にはこんなことになるとは想像もしていなかった。

同時に、身体があまり強くない人なので映画にドラマにラジオにと

休む間もなく働かされている現状をハラハラしながら見守っていたりも。

最近気になっていることがもうひとつ。

「おげんさんといっしょ」の中で、「今になって歌を勉強している」と言っていた。

基礎を身につける前に大ブレイクしてしまい、

今になって発声法やブレスの大切さに気付いたというようなことを言っていたと思うが

確かに最近観たいくつかの番組での歌唱は、歌がやや太くなっていた気がする。

動き回っても安定しているような気もした。

ただ、それは星野源のファンが望んでいる進化なのだろうかと、ふと思ったりもするのだ。

星野源の歌は、どこにでもいる青年が平凡な日常生活の中で生まれた言葉に

メロディを付けて口ずさんでいるような親近感こそが肝では無かったか。

少なくとも私にとってはそうだった。

どんどん歌が上手くなって、ニセ明が本物の布施明顔負けなほどの

声量を手に入れたとして、それは喜ぶべきことなのだろうかと、

古参のファンのひとりとして疑問を投げかけておきたい。

ご清聴ありがとうございました。


秋冬はみゆきがやってくる季節だが、今回はどちらも蔵出しっぽいリリース。

ライブCDは「糸」「時代」「世情」のライブ歌唱音源を楽しめるのがウリらしいが

フリークでなければ取り立てて思い入れもないであろう曲も多く

複数のライブからセレクトした割にはライブベストにもなっていないのが残念。

初回盤にDVDを付けるにもしても、今時3曲分しかないのはちょっと物足りない。

同じく今週発売の星野源を見習わなくてはいかん。

「夜会工場」は、基本的に東京でしか上演されない「夜会」を

全国のファンの楽しんでもらえるように再構築された

ダイジェストライブのBlu-ray化で、一見美味しいとこ取りのようではあるが

ストーリー性の高い「夜会」をブツ切れにしたせいか

本編を観ている人には本当に単なるダイジェストに過ぎず、

あまり観ていない人には訳がわからないのでどっちづかずの印象が強い。

「アレやらないの?と思う人もいると思うので」と披露した

ツアー当時放送中のドラマ「やすらぎの郷」の主題歌「慕情」も入っていない。

(まぁ、ワンコーラスのみのサービスだったので仕方ないか)

これはもう何度も書いているが、これだけ「糸」が愛されているなら

今出すべきは中途半端なハーフベストやライブCDではなく

「わかれうた」から「慕情」まで全て入った「オールタイムベスト」しかない。

今出せば絶対に1位のバカ売れ間違いなしなのに、何故出さないのだろう。

なんなら3枚組50曲入りぐらいで私に選ばせてくれ。

今から書いてもいいぞ。

よし、1曲目は「うらみ・ます」、2曲目は「12月」、3曲目は「髪」・・・


ライフワークとも言える洋画のカバーアルバム第4弾。

「明日への手紙」が売れても全く動じることなく

マイペースを崩さないスタイルは谷山浩子や大貫妙子のような貫禄すら漂うな。



▼今週発売のゲーム

「スマブラ」も
発売されてクリスマス商戦も真っ直中の今週は

「ドラゴンクエストビルダーズ2」がメイン。

PS Vita、PS3、PS4の3機種マルチ+時間差でSwitchでも発売された前作から

今作ではPS4とSwitchの2機種に集中してのリリース。

PS系ハードだけで約60万本を売り上げた前作の穴を2機種で埋められるかが鍵。

人気のサンドボックスにドラクエを絡めたスピンオフ的な作品ではあるが

本家の世界観を上手くアレンジしたシナリオで前作は予想以上に楽しませていただいた。

時間があれば遊びたい。


ニンテンドークラシックミニ、NEOGEO mini、プレイステーションクラシックと

レトロゲーム人気が再燃しているコンシューマー市場で

ロックマンと肩を並べる(と私は思っている)ファミコン時代からの名物キャラクター、

くにおくんの作品を集めた作品が発売。

・熱血硬派くにおくん

・熱血高校ドッジボール部

・ダウンタウン熱血物語

・熱血高校ドッジボール部サッカー編

・ダウンタウン熱血行進曲

・くにおくんの時代劇だよ全員集合!

・いけいけ!熱血ホッケー部

・びっくり熱血新記録!

・熱血格闘伝説

・くにおくんの熱血サッカーリーグ

・熱血!すとりーとバスケット

以上の国内クラシックタイトル11作品に加えて

海外を舞台にした日本未発売の海外版「くにおくん」シリーズ4作品、

同じテクノスから海外で発売されていた海外版ダブルドラゴン3作品を追加収録。

収録タイトルは最大4人までの同時プレイに対応し、

オリジナル版のチラつきやバグが修正された「クオリティアップ版」を

大半のタイトルで同時収録するかなり手の込んだ仕様。

早期購入特典は「花園高校ドッジボール部」が遊べるDLコード。

いっそSFC版も思わないでもないが、

18作品+アレンジ版搭載で5000円ならコスパは悪くないな。


こちらもファミコン時代までは遡らないものの旧作の復刻移植。


▼今週発売のBlu-ray

より抜粋。

トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが

不可能なミッションに挑む大人気アクション・シリーズの第6弾。

共演はヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、

アレック・ボールドウィン、ヘンリー・カヴィル。

監督は近年のトム主演作のほとんどに関わっているクリストファー・マッカリー。

もうトム・クルーズ=ハリウッドそのものなのだと思う。

ストーリーも音楽も撮影も超一級、そしてこれだけの大掛かりなアクションでも

可能な限り吹き替え無し・生身のスタントにこだわった

トム・クルーズのプロ意識の高さにほとほと感心させられる。

そして何よりも驚かされるのは、度肝を抜くアクションの数々が

映画の最大のウリになっていないことだ。

息の合ったチームプレイ、秘することで貫かれたイーサンとジュリアの絆、

それを温かく見守るイルサという重層的に織り上げられたストーリーこそが

映画の大きな柱になっている。

アクションに比重が置かれていた「ローグ・ネイション」よりも

ドラマ部分が増強されていて、私の大好きな「007」シリーズにさらに

近づいたようにも思えるが、スパイ映画としての美学を持つ「007」では

絶対にやれないようなド派手なアクションは本作ならでは。

ダニエル・クレイグがボンドを続投するか辞めるかで揉めている間に

イーサンが全部持っていってしまったような満足感を得られた。

2時間半近い尺も何のその、あっという間に終わってしまう最高のエンターテイメント。


より抜粋。

前作「マンマ・ミーア」はメリル・ストリープやピアース・ブロスナンが

ABBAの歌に合わせて楽しそうに歌って踊っているだけの

ゆるいミュージカルといった雰囲気だったが、

今作は母親のドナ(メリル・ストリープ)を失った

娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)が

ドナの遺志を受け継いでホテルをオープンさせようと奮闘する物語。

ドナがどのような恋愛を経てひとり島で生きてきたのかを並行して描くことで、

大人達の力を借りながら母のような逞しさを

少しずつ身につける娘の成長物語を効果的に見せている。

何十年経っても古びないABBAの音楽が昔(母)と今(娘)を繋ぐ役割を果たし

物語としては前作よりもずっと良く出来ていると思う。

母娘の絆をフィーチャーしたことで

旦那のドミニク・クーパーは完全に端役へと押しやられ、

代わりにピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、

アンディ・ガルシアとソフィを守るナイトとしてシルバー世代の俳優が大活躍。

だが、楽しく進行していた映画の空気を一変させる存在が終盤に登場。

それが、ドナの母親、ソフィの祖母役のシェールである。

出てきた途端に目線がそこから動かせないほどの神々しさ。

「バーレスク」から8年が経ってさらにアンドロイド化が進み、

表情もダンスも「人形が笑った」「人形が動いた」という

心霊現象に近いわずかなアクションのみだが、歌はさすがの上手さでいやはや参った。


世界中で愛され続けている児童文学「くまのプーさん」をベースに

プーさんの大親友であるクリストファー・ロビンのその後を描くファンタジー。

大人になったクリストファー・ロビンのもとに

懐かしい仲間達が忘れていた大切な何かを運んでくる。

主演はユアン・マクレガー。

監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター。

近年はアクションや大作に携わってきたフォスターが

約10年振りに原点回帰したともいえ、監督の初期作品のファンとしては嬉しい。

セットで見ておきたいのが「グッバイ・クリストファー・ロビン」。

「くまのプーさん」を生み出したアラン・ミルンとその妻ダフネ・ミルンの

波乱に満ちた人生を描いた作品で、

「ピーター・ラビット」で言うところの「ミス・ポター」。

予想していた通りの大人になり、予想していた通りのオチへと着地する

安心ブランドの「プーと大人になった僕」だけで完結するのは勿体ない。

「くまのプーさん」という作品の裏にど
な隠された物語があったのか、

知っておいて損はない。

不遇なことにこちらは劇場未公開だったのでご存知なかった方は是非この機会に。


製作50周年を記念して日本でも一部で劇場公開された

SF映画の傑作「2001年宇宙の旅」の最新デジタルリマスター版が

日本語吹替を収録してBlu-ray・4Kで発売。


年末年始かけても見終えるのが困難なほど長大なストーリーの

人気シリーズがBOXでイッキ見仕様に。


第13回本屋大賞に輝いた宮下奈都の同名ベストセラーを

「四月は君の嘘」「陸王」の山崎賢人主演で映画化した

音楽ドラマ「羊と鋼の森」が今週発売。

調律師を目指す青年の成長を描いている。

共演は鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、三浦友和。

監督は「orange-オレンジ-」の橋本光二郎。

昨年の「陸王」、今年は「グッドドクター」にも出演し、

少しずつアイドル売りから脱却を図る山崎賢人だが

残念ながらそういった方向で出演した作品がほとんど話題にならないのが不憫。

非常に丁寧に作られており、思わぬ掘り出し物。

風景的にも寒い季節に見るにはぴったり。静かな日本映画がお好きならお薦め。

年末らしく騒々しいお祭り映画がお好きなら「銀魂2」が鉄板。



▼Kindleセールまとめ

<昨日から開始されたセール>

<継続中のセール>



昭和元禄落語心中 いいことあるぞ~

かつて先代八雲(平田満)の晩年に、八雲(岡田将生)がまだ若かりし菊比古時代につい漏らした老いの苦しみ。

高座でネタをしゃべっている最中に、スラスラ言えるはずのものが度忘れしてつかえてしまい、思い出せなくなる…
その恐怖にさいなまれ、高座に上がる前に手の震えが止まらなくなると言うのです。
NHK  金曜22時
「昭和元禄落語心中」第9話
主演…岡田将生
脚本…羽原大介
演出…清弘誠
実際、昭和の大名人、八代目桂文楽は晩年に高座で絶句してしまい、「もう一度勉強をし直してまいります」と客にことわりネタの途中で高座を降り、二度と高座には上がらず亡くなったのは有名な話です。
先代八雲が菊比古に語ったように、落語とは残酷な芸なんだと、自分も老いてみて痛感する八雲でした。
岡田将生の老け役の演技はどんどん板についてきて、変な感じはほぼ無くなりました。ドラマ内での岡田将生の進化にはホント目を見張ります。
今やテレビでも人気者になった助六(竜星涼)と下座の三味線弾きとして働くようになった小夏(成海璃子)、そして先代助六(山崎育三郎)の隔世遺伝か、落語が好きで幼い内から天賦の才能を感じさせる小夏の息子、信之助。
溌剌として幸せそうな彼らと、黙々と老いの苦しみと向き合う八雲。動と静、陽と陰、対比が際立ち、八雲と助六との親子会でネタ終わりで八雲が倒れるという事態につながっていきます。
まだ隠されているらしい助六とみよ吉(大政絢)の死の真相はどんな形で明かされるのか?
最終回が気になります。
チラッと映った回想の中の包丁は誰が手にしていたのか?
もっと長く見たかったドラマ、あと1回というのは寂しくもあります。
今回の評価は…


昭和元禄落語心中 関連ツイート

RT @ryusei_staff: みなさん、こんばんは‼️
竜星マネです⭐️

NHKドラマ10
「昭和元禄落語心中」
最終話がこのあと22時から放送します📺

第1話放送から与太郎は
かなり成長しましたよね…
クランクインからあっと言う間に今日を迎えてしまいました。

最終…

アニメ昭和元禄落語心中ですら謎見頃が…ある…
【昭和元禄落語心中】 W八雲対談(前編) https://t.co/6lpYAtwckI @YouTubeより
桂〜〜〜!石田さん!!
RT @iku_fc: 【更新情報】
#山崎育三郎 DIARY「発表!*Kマネ日記*」
みなさんこんにちは!
『昭和元禄落語心中』
最後までありがとうございました!
最近特殊メイクが多い山崎さん。
色んなお顔になってます笑笑
特殊メイク完成までの写真はこちら⬇️
https:/…

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