ラウドネスでパワーアップ

Ward Records直販のてんこ盛りセットで入手しました！

1. CD
2. 2枚組VINYL（輸入仕様）
3. マフラータオル
4. リストバンド
5. 直筆サインカード

これ以上ないくらい豪華。

VINYLは海外製造で国内発売日に間に合わなかったので別発送でしたが、無事届きました。

トータルでは２７作目のオリジナルスタジオアルバム。

二井原実氏・山下昌良氏復帰後のアルバムとしては１３作目。その両氏が復帰したオリジナルラウドネス再結成後も、昔の作品を振り返ることなくとにかく「ヘヴィでファスト」な現代的音像を作り続けていましたが、近年の３０周年活動などで過去の曲を再演する中、その時代の自分たちの作品を再評価しそのテイストを持った新作を、というのがこのアルバムのテーマかと思います。

前作THE SUN WILL RISE AGAINもそう言った傾向にあったと思いますが、このアルバムは完全に突き抜けてます。

現代のヘヴィメタルのスタンダードに自らを当てはめることをやめ、彼ら”のみ”が成し得る楽曲をそのままストレートに記録したものに思えます。

かといって決して過去の自分たちの「焼き直し」をしているわけではなく、きちんと新しい「今の要素」も含まれています。

これが唯一無二の「今のラウドネスの世界」なのです。

どこかで聴いたような音、アレンジ、楽曲が溢れる現代のメタルシーンでこの確固たるオリジナリティ。正直アルバム通して聴いていて震えがきました。

過去からのファンはどこか懐かしさを感じるかもしれません。

新しいファンは「こんなメタルがあるのか」と驚きを感じるかもしれません。

今の、音楽がほぼ使い捨てにされてしまう時代にこんな懐の深いアルバムをリリースするラウドネスは真にヘヴィメタル・アイコンです。

この作品を持ってまた海外での活動を活性化させるということですが、世界中のラウドネスファンが待ち望んだ作品だと思います。

第6期のラウドネスの土台を支え続けている鈴木政行氏の病状が快方に向かわれますようお祈りします。