あなたのラウドネスを見てあなたを見つけてくれる人は必ずいます。
今でこそ、古楽だ、チェンバロだ、通奏低音だ、と言っている私も、当時はアマバンのライブに行きヘッドバンキングするような小娘だったのです。
お気に入りだったのはアースシェイカー。
44マグナムやラウドネスなどと共に日本のヘヴィメタルシーンを牽引したバンドであります。
その頃気になっていた男の子がコピーバンドをしていたから好きになったのか、はたまた、アースシェイカーが好きだったからコピーしているその男の子が気になったのか、もはやどっちだったか定かでありませんが、レンタルレコード(CDではない)をカセットテープ(MDでさえない)に録音して(アレ?違法??)擦り切れるくらい何度も聴いて歌ったな~。
なんと懐かしや~。
…と何気にYouTubeを探してみれば、な、ナント、ある!
しかものみならず、も!
そ、そうだったか、再結成していたのか~!と見てみれば、恐るべし、みんな昔よりイカしているではないか!!
きゃ~☆マーシー!!
…と、なぜ突如このようなことになったかと言いますと、古楽フェス後半の部「古楽器in近現代」コーナーにおいて、担当された氏とさんがったからであります。
このお二人、以前、モーツアルト姉弟の連弾でも拍手喝采を浴びられた名コンビで、普段はとても知性的で端正な演奏をされるチェンバリストですが、びっくり新たな一面を見せて下さいました!
それにしてもアースシェイカーの「More」は今聴いてもホント名曲です!
それにおそらく気のせいというか思い込みというか、前奏や間奏のギターソロはどことなくバロック的な装飾が施されているようにも聴こえるし、ベースも何だか通奏低音のようにさえ聴こえてくるから不思議です。
そういえばフワフワロングヘアはヘンデルやコレッリのカツラ風でもあり、あんなに脚にピタピタのタイツやらパンツやらは、バレエダンサーかロッカーか、貴族社会の男性か、絵本に出て来る王子様しか着用しない!
笠原氏は、ヘヴィメタルな人々はどこか中世への憧れがある、と言っておりましたが、ふむ、確かにその通りだと妙に納得してしまったワタクシでした。
とまあアースシェイカー熱が復活したところで気が付いてしまったこと…。
なんと仙台でライブがある!
しかしこの日この時間は「」中。しかも大好きな曽根麻矢子さんのチェンバロや神谷美穂さんのバロックプログラム!
今の私にはやっぱりこちら、なのです。
ライブには行けませんが、アースシェイカーのメンバーや往年のファンの皆さんと同じ仙台の空の下にいられることを喜びたいと思います。
民主主義は何故ラウドネス問題を引き起こすか
さて今夜は、俺ら世代でバンドをやっていたら
必ず通る道・・・まずはこの曲でしょ!
っていうのを紹介したいとおもいます。
そうです!アースシェイカーの「モア」です。
あの頃は誰もがこの曲から練習を始めました・・・(BOOWYのノンニューヨークとの説も
ありますが)
そして俺はステージで唄いました、友人達はギター、ベース、ドラムスを担当してました。
この曲は実際、キーも高く歌いづらい曲です、ただシャウトすれば・・・・・
という曲じゃないんです。
このバンドのVo、西田昌史は元々声質が高いのでこういう人の曲は逆に低音がキツイんですよね。
今度紹介するラウドネスの二井原実もそうですが歌が上手くないと高音、低音と上手に使い分け出来ないんです。
そういう意味ではマーシー(西田昌史)も歌の上手い人なんでしょうね。
アースシェイカーは80年代前半から大阪で活動していたバンドです、当時のインディーズシーンは大阪発東京でしたね、大阪から多くのメタル、パンクバンドが上京してきた時期でした。
ラウドネスと並ぶジャパメタの先駆けですね(異論のある方も居るかと思いますが)
PVは全盛期のものではないですね、全盛期ならばメタルは半ズボンは履かないw
ブラックスリムジーンズがトレンドでしたからね。
しかしこの時の方がライブでの歌が上手く聴こえます、全盛期と言える頃のライブアルバムを
持ってましたが、モアがあまり格好良く聴こえませんでしたね。
シェイカーはTOUKYOUと言う名曲があります、あれは歌詞が浸みますねぇ、いい曲です。
しかしGの友人は完璧にモアをコピーしてました、「記憶の中」もコピーしてましたが彼は高校2年生にして既に凄いギタリストだったんだとあらためて思いしらされました(^^)
では、今夜はこんへんで!