関根変身は感動。
関根シンドローム
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短歌や近現代の歴史について、綴っております。
テーマ別になっておりますので、どうぞお楽しみください
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「ぬはり」4月号選に選ばれた「はんのき」の短歌をご紹介します
じんわりと空気の抜ける毬に似て弾みなきまま寒深みゆく
(内藤典子作品)
「空気が抜ける毬」、「弾みなきまま」とした冬への深まり。
作者が感じた冬への空気感が、惜しみない表現力で詠まれています。
初句を「じんわり」でスタートさせ、「空気」が「抜ける」という独自性際立つ言葉たち。
印象的な「毬に似た」という言葉のチョイスが、1人静かに冬を迎えようとする
作者の無垢的な観念をあらわしています。
ほぅ~とため息がでるほど、素敵な短歌です。
おめでとうございます
その他、重複選の短歌たちもご紹介します。
ほの暗き空の間ゆ片々と雪は地に積むしんしんとただ
いつしかに時はながれて七十年ひとりの吾にしんしんと雪
(佐藤和子作品)
ガラ携は進化無縁の意味ならむされど愛用これでいいのだ
「ガラ携って何」「ガラパゴスの事です」と「はあそうなの」と携帯電話(ケータイ)握る
(加藤道子作品)
地上へと導きくるる地下街のモザイク模様の青をたどれば
おしろいの粒子頬より浮遊してひと刷毛ごとに吾をととのへり
(松浦杏子作品)
一面にシロツメクサのまほろばよ水張るまへの田を埋めたり
新しき腕時計に耳を寄せきざせる春の刻の音を聴く
(きむらあつこ作品)
夕暮にディサービスの送迎車見送る母のため息ひとつ
今日の事卒寿の母は忘るるも今を生きをりこの一瞬を
(松露恵作品)
あのころが懐かしいなど口にして鼻で笑へぬアラ還となり
いくたびも想定外と聞かされて守れぬ命をニュースが伝ふ
(関根詠子作品)
選ばれたみなさま、おめでとうございます
これからも、どうぞがんばってくださいませ
次は5月号選の「はんのき」をご紹介したいと思います
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関根 関連ツイート
ベイは選手同士も仲よさそうだし、踊ってても可愛いから好きだわぁ♡笑
ね!!!やっと連敗脱出だー!!!嬉しい!!!✨
関根くん頑張ったね😭感動した😭
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