全てを貫く「フレコ」という恐怖
フレコ掲載サイト
ららみゅうで買い物を終え
少し走るとすぐに景色が変わっていき
帰還困難区域へと入りました
※帰還困難区域とは
放射線量が非常に高いレベルにあることから
バリケードなど物理的な防護措置を実施し
避難を求めている区域
個人宅はもちろんのこと
ラーメン屋さんにガソリンスタンドなど
すべてバリケードがしてあり
それは小道にまで及びます
建物のまわりは背丈より高い草が伸び
お店屋さんもお家も主人はまだかなと
寂しそうに立ち並んでいるように見えました
数年前、はじめてこの道を通ったとき
とてつもなく大きな衝撃をうけました
東京での私の生活は
復興支援でお手伝いには行っていたものの
帰還困難地域のことを知らずにいて
当たり前のように暮らしていたからです
各場所に放射線量を測定する
モニタリングポストが設置されていたり
白い防護服のひとたちがバリケードごとに
車や人が横道に入らないよう立っている姿も
怖くて
その異様な姿にここは同じ日本なのかと
信じられない気持ちでいっぱいになりました
■現在の避難指示区域など詳細は
こちらよりご参照ください
→
またその時にも、除染で取り除いた表土や
草木を入れた黒い袋「フレコンバッグ」が
福島県の広い範囲で山積みされていましたが
今は緑のシートがかけられているのもあります
車で走り抜けながら7年経っても
避難をしたまま故郷に帰ることもできず
馴れない土地で生活されている方々が
まだたくさんいらっしゃることを思うと
胸が痛くなりました
空はさっき見た小名浜と同じく青いのに
心は晴れることがありませんでした
フレコ 関連ツイート
フレコは4374-2762-8801です
部屋はこちらで建てますね