実機 も~っともっともっと
どうも、ハイレゾ音楽ユニットで総合プロデュースを勤める橋爪徹です。音響エンジニアとして10年ほどセミプロで活動しており、主に音声を専門としています。
三年半ほど前からオーディオライターとしても活動し、現在はWEBや雑誌に原稿を執筆、イベントでも時々お仕事しております。(仕事履歴はBlogトップページ上部をご覧ください)
今回は、自宅の防音室兼レコーディングブースで導入したモニターヘッドフォンについてレポートしたいと思います。
モニターヘッドフォンとは、プロが正確に音をチェックするためのヘッドフォンです。ミュージシャンや歌手、声優がレコーディングブースで自分の声を確認するために被るヘッドフォンもほぼ100%がモニターヘッドフォンです。
私の防音室は、メインの部屋にDAWシステムやオーディオインターフェースを設置し、隣接する2畳ほどの小部屋は録音ブースとして使用しています。本稿で紹介するヘッドフォンは、録音ブースで使用するためのヘッドフォンです。
録音ブースは、専ら喋り手の方が入ります。声優さんなどが装着して使いやすい、かつモニター機として正しい音で鳴っていることが条件ですね。
ちなみにメインルームでは自分の求める音質を徹底追求し、信頼できるリファレンスとしてYAMAHAのHPH-MT8を使用しています。ただ、これはレコーディングで使うには少々重い。350gは長時間付けてると首が疲れちゃいそうです。そのため圧倒的に軽く、かつ音像もクリアで、極力フラットで癖が無いモニターヘッドフォンを探す必要がありました。
そこで見つけたのがSound Warriorシリーズでお馴染み、長野の音響・通信機器メーカー城下工業が放つ!
もともと、同社とはお仕事でご縁がありました。雑誌でレビューしたSW-HP20が好印象だったので、モニターに特化したSW-HP10sはどんな音なんだろうと興味をそそられました。その後、中の人とお会いするなどして実機を聴かせていただき、期待以上ということで導入に至りました。(オーディオライターとして仲良くしたいという気持ちと、音響エンジニアとして機材を選ぶ気持ちは完全に切り替えます。使い勝手や性能がイマイチだったら、決して導入はしません)
本機は密閉タイプのダイナミック型。ドライバーは40mmと標準的です。周波数特性は20~20kHz。コードは左片出しストレート。重さはコード含めて280g。
録音ブースに設置しました。
見た目が少しチャチです。触った質感もオモチャみたいな感じがします。でも、これちゃんと理由があります。まず外装やヘッドバンドに金属を使わないのは、他の音響機材に当たったときに傷を付けないための配慮だとか。音響屋としては「それ分かるー!」って感じです。そして、ハウジングにはナイロン素材を使用しており、割れや劣化を防止。この素材のおかげで落下にも強いとのこと。ハードな使用環境に耐えるのはプロ機の基本ですから、同社なりの一つの答えとしてこの外観は受け止めました。
コードは、タッチノイズの少ないストレートコード。2mの延長コードも付属しています。デフォルトで2.5mですので、たいていの録音環境では充分でしょう。
ビニールレザーのヘッドバンドは、付け心地がソフトで自然です。
左右の渡りコードがスライダー含め一切露出していないのは、断線を予防するための配慮だそうです。
イヤーパッドは、油性劣化しにくいポリウレタン製。
とっても優しい肌触りです。側圧はモニター機にしては柔らかめですが、人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用したことで抜群のフィット感を実現しています。耳当たりはソフトなのにピッタリする感じ。この感覚だけで「これは使える!」と思いました。
レコーディング時に音声の返しを聴きながらセリフを録っても録り音は至ってクリアでした。我が家は歌のレコーディングは想定してないので、現状の遮音性能ならまったく問題ありません。
レコーディングする筆者。(写真はイメージです)
自分の声の返しはクリアで周波数バランスも努めてフラット。
プレイバックでは、ハイレゾレコーディングならではの繊細な音声をしっかりと伝えてくれました。特性上の高域上限は20kHzですが、可聴帯域が正しい音で聴けるヘッドフォンであればハイレゾも楽しめると私は思います。
音質面は上を見ればキリがありません。
音像のディテールをさらに克明にしてほしいとか、有機的で滑らかな質感も備えて欲しいとか、要望があるのは確かです。
しかしながら、実売11000円でこのクオリティーは価格破壊と言ってもいいでしょう。これより高いのに音像がボンヤリしていたり、音色に癖のあるモニター機とか余裕でありますからね!(爆)
しかもSW-HP10sは安心の日本製です。
レコーディングブースで長時間付けても疲れにくいヘッドフォンをお探しの方、SW-HP10sは注目の一台です。
なかなか試聴できるお店は少ないですが、筆者心からの推薦ということでぜひ選択肢に加えてみて下さい。
1万円台前半のモニター機では文句なく最高レベルの製品だと思います。
なんか褒めすぎたかな…
でも、仕方ないじゃない。ホントなんだもの。 (byとおる)
11,080円
Amazon
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実機がWeb2.0を超える日
最近は温かくなってきてやっと春らしくなってきましたね!
ギター/ベース・コーナー担当の角本です。
今回は冬のNAMM SHOWでの発表から話題沸騰中のマルチエフェクター、、、
【BOSS GT-1000】をご紹介させていただきます!!!
つい先日(4/14)に発売となりましたこちらの商品ですが、
実は私、一足お先にRoland主催の研修会にて実機を触らせていただきました!!
BOSSマルチエフェクターのフラッグシップモデルとして登場したコチラのGT-1000ですが、
他社の同価格帯ギターマルチプロセッサー(HELIX、Fractal Audio System等)と比べ
プリセット切り替えにおける音切れが少なく、非常にスムーズなプリセットチェンジが可能となっております!
もちろんプリセット内のルーティングも同社の【GT-100】と比べて格段に自由度が増し、他社とも引けを取らないクオリティに仕上がっております!!
サウンド面においてはBOSSコンパクトエフェクターの”X シリーズ”に使用された“MDP”と
言われる先進技術とディレイペダルの集大成【DD-500】をはじめとした”500 シリーズ”に
使用されていたアルゴリズムを集約させてたサウンド構築となっており、いかなる環境下に
おいても常に”ベスト”なサウンド、セッティングの自由度と操作性を提供してくれます!!
また現状ではご使用いただく事は出来ませんが、近くアップデートにてIR(インパルス・レスポンス)をご使用できるように目下準備中との事です!!
これは宅録を普段から行っている方や、お気に入りのキャビネットデータ等をお使いの方には
非常に期待大ですね!
【GT-100】から乗り換えを検討されている方は操作性も似ているので、ご使用において迷われるところも少ないかと思います。
またこれから手を出してみたい!もっといいマルチエフェクターが欲しい!という方には一番
オススメのモデルとなっております!
初回分は1台のみご提供可能です!!
お求め、詳しいスペック等は
もちろん店頭でもお試しいただけます!他社製品との弾き比べや選び方等詳しく知りたい方はお近くのスタッフまでお声かけください(^^♪
たくさんのご来店、お問い合わせお待ちしております!
実機のこだわり必須知識
10時10分~
オープニングステージ
11時~12時頃
試打コーナー
13時~13時30頃
海日和コーナー
13時30分~14時15分頃
試打コーナー
15時~15時30分頃
海日和コーナー
15時50~17時頃
ステージ(実機バトル)
17時45分~エンディング
こんな感じでーす!
楽屋で朝ごはんなう。
実機 関連ツイート
X-T3の実機を触ってきた!!!X-T2からさらに扱いやすくなって正当進化していたよ~!! https://t.co/k4MZUB2eiP
出せれば金なんだよなー
頑張んべ https://t.co/9sR5pQ6xfU
塗装はあくまで東欧をイメージした思いつきの色合いです
実機にこういうのいるかどうか知りません
#東欧機祭り #水溶きアクリル塗装 #mig23 https://t.co/jWJPDLF8TA