東洋思想から見る暖炉

バルセロナ親子旅。

 

向かって右側の邸宅が『 カサ バトリョ 』。

 

ガウディの作品群の一つで、2005年に世界遺産に登録されました。

 

 

 

柱が骨のように見えるので『骨の家』とも呼ばれています。

 

 

本当に骨のような外観。でも中は海なのです。面白い。

 

ここにはまだ実際に住人がいて、その階だけは立ち入り禁止です。

 

 

 

当日券の場合は、28.5ユーロ（約3.700円）。ネット申し込みは24.5ユーロ。

 

私達はオプショナルツアーなので、待たずに入場。

 

当日券はかなり並びます。

 

個人で行く場合は、事前予約をネットでした方が時間の無駄がなくて良いですね。

 

入り口。

 

 

内部は海をイメージしているそうです。柔らかい曲線でなんとも不思議な感覚。

 

 

 

プレミアムビデオガイド。魚や亀がゆったりと邸宅の中を泳いでる。

 

これがガウディのイメージなのですね〜。

 

 

 

 

暖炉ひとつでも面白い形。　

 

キノコ型の中に、ベンチがあり向かい合うようになっています。

 

落ち着ける空間。

 

サロン

 

天井を見上げると、水滴の跳ね返りのようなデザイン。

 

波のような大きな窓からグラシア通りが良く見えます。

 

上部はさざめく波の飛沫を表すステンドグラス。　素敵です。

 

 

 

入場料は高いですが、内部見学をするとよりガウディの魅力がわかります。

 

 

 

プランターまでもが、楽しくなるようなデザイン。

 

『 カサ バトリョ 』の裏側。また違った雰囲気が楽しめる。

 

 

 

建物内部の吹き抜けも見どころです。神秘的で美しい海の色。

 

 

深い海の中にいるみたいです。

 

 

 

粉砕タイルを使った屋上の煙突。なんともアートな雰囲気ですね〜。

 

 

 

ひとつ一つに意味があり、面白くアートなデザイン。

 

ますますガウディにはまった私です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

テラス席もあって、外ならば騒ぐのもそんなに気にならない。

我が夫。
例の、本当は家の中を直して欲しいから呼んだと思っていたビルダーさんにお願いして改築しているウッドシェッド。

ビルダーさんに「これ、すっごく良くなるよー、絶対にエアビーアンドビー（民泊）やりなよー」
と言われて半分以上その気になっていた私とビルダーさんに

「だめだよ！ここは僕のスタジオなの！僕はアーティストなの！しかもここは僕のオフィスでもあるの！ほっといてよ！」

と宣言。
既にろくろ回しマシーンを買ってきて導入、更にはそれで陶芸を始めました。
床にはそのろくろ回しマシーンの入っていた段ボールがビリビリになって散乱、
彼のシャツにはクレイ（粘土）、スタジオは既にぐちゃぐちゃ。

ろくろって水を使うから、まだ防水加工していない床に粘土と水がばら撒かれてるのをみたビルダーさん、呆然。

「え、もう？…じゃあ防水加工始めようか・・・」となんとなく肩が落ちてます。
だって本当は違う作業をしなくてはならなかったのに、この夫のわがままのせいでそちらを急遽、先にすることに。

今回の成り行きでメラメラと静かに怒りを貯めてきたわたくし。
「じゃあこれもらうわ」
と静かに言いました。

これ、とは。

我が家で夫のクリケットチーム晩餐会をする時の会場、そして誕生パーティーもした大広間。

最高で２３人が着席してディナーが出来るお部屋です。
この家を買った時の書類には「ドローイングルーム」と書かれてましたが、通常は「ビッグルーム」と呼ぶ部屋。
ヴィクトリアン建築の誉れ高く、天井が高くてとても美しいお部屋なのです。

ドローイングルームとは、ヴィクトリアンの頃の邸宅にあった応接間の事で、このお部屋で夕食後、もしくは午後のお茶をしたと思われます。

これは今から私の部屋。
今まで電飾を飾っていた窓から電飾を取り外し、ダンスするスペースなんだから！と言われた場所にテーブルを戻し、ソファもフレンチドアの前から暖炉のそばに。

はははははー。
もらった。

夫は
「でもこれはー！僕のパーティールーム！だめ！」

年に何回パーティーしますか？その時に電飾つけたり、家具を移動すればいいでしょ！と言うとさすがの彼もシュンとしています。
よし。

義母も「ゆり、あなたは優しすぎるの！立ち上がりなさい！この家はあなたの家でもあるのよ！まったくもう、こんな美しい部屋に何てことしてくれるのかしら息子は！あなたが管理して、綺麗に保つのよ！もう掃除したの？きれいじゃないの！いいわね！」
と応援してくれています。

じゃあ、まずは昨年からずーっと放置のままの、崩れ落ちた天井の飾り（コーニス）を直してくれる職人を本気で探そう。
夫に任せるとまたパブでのんだくれお友達を拾ってきちゃうから。

美しい壁紙を暖炉の壁に貼りたいという野望も持っています。
それも時間をかけながらちゃんと選んでやっていこうー。

クリスマスには友人や家族を招くことが出来るようになってるかしら〜

頑張ります。