精密検査ひとすじ

お墓参りについては、宗派や土地や人によっていろいろと考え方が違うと思いますので、参考程度に読んで下さい。

お墓参りは行かなくてはいけないのか・・・というのが、多くの方の悩みになっていると思います。

私は、どちらかといえば行った方がいい、くらいの考えです。

お仏壇の中に入っている位牌に話しかけるのと、お墓で話かけるのとでは、断然後者の方が届きやすいからです。

逆に、ご先祖様からのメッセージも、仏壇からは伝わってきにくいのですが、お墓だとこちらにストレートに伝わってきます。

行けるのであれば、お彼岸に行くのが一番いいかと思います。

遠くて行けないような場合は、行かなくても全然大丈夫です。

ご先祖様はそういう事情もちゃんと知っているので、行かなくてもバチが当たることはありません。

ただ・・・それは、誰かがお墓を定期的に訪問し、清掃している場合のみ、です。

誰もお墓を訪れる人がなくて、汚れっぱなしの場合は、行かないと障りが出ます。

それはたたりとか、そういう恐ろしいものではなくて、お墓に来てキレイにしてほしい、というご先祖様の切実なお願いです。

私はもう１５年以上、父方も母方もどちらのお墓参りもしていません。

「それは、××家を出て他の家に入ったから大丈夫なんじゃないの？」　と言われそうですが、長男である父も５～６年行っていないと思います。

私の実家からお墓のある場所までがとても遠いのです。

でも父の弟である叔父が、定期的にお参りをしてお掃除をしてくれていますので、長男が行かなくても何の問題もありません。

母の方もそうです。

叔母が時々お参りをしているので、長女である母が行かなくても大丈夫なのです。

誰もお墓のお世話をしていなくて、草ぼうぼうだとか、墓石が傾いているとか、汚れまくっているなど、打ち捨てていると障りが出ます。

ですので、そういう場合は無理してでも一度行った方がいいです。

どれくらいの期間放っておいていいのか、は中に入っている人の性格によるので、一概に言えないです。

私が子供の頃、近所に住んでいた人が、ここのところ頭痛が激しくて目も見えにくい、と病院で検査をしました。

でもどこも悪くないと言われていました。

しかしその状態は長く続き、何度も精密検査をしましたがいつも異常なしで、原因はわからずじまいでした。

そんな時に、たまたま故郷にあるお墓を移動することになり、古いお墓を掘り起こしました。

すると、骨壺のフタに汚れた水が溜まっていて、水は壺の中にまで入っていたということでした。

ご先祖様が何とか気づいてほしい、と体に不調が出ていたのでした。

ちゃんと処置をしたら、頭痛も目の異変もすっかり治り、　「不思議なことがあるものだ」　と話していました。

お墓参りに行ったら、墓石と周囲のお掃除は必ずした方がいいです。

それから故人の好きだったものを持って行くと喜ばれます。

お饅頭だとか、お酒や、たばこなどです。

食べ物は包みを開けて、本当に食べれる状態にしてからお供えします。

お酒もフタを開けて飲めるようにし、たばこは火をつけてからお供えをします。

手を合わせて、お参りが終わったら、お供え物はすべて持って帰ります。

そのまま置いておくと、無縁仏がその食べ物に群がるからです。

置いて帰ってはいけません。

あとは特別な作法はないです。

お墓参りは手入れがされていれば、行かなくても大丈夫ですが、何故か　「行かなきゃ」　と思ってしまうのなら、それは来てほしいと呼ばれているので、行ってあげた方がいいと思います。

今日もポチっとしてもらえると、嬉しいです～。　(*^_^*)

まだ軽い頭痛はあるものの、ようやくベッドから抜け出せた。昨夜８時頃から明け方まで、９時間ぐらいだろうか、ヒーヒー言ってのたうち回った。心配ご無用。幼少の頃から慣れたもので、それごときで今更救急車を呼ぶことはない。

とは言っても、近頃、この疾患に悩む人が増えているらしいから、よく似た症状でお困りの方に参考にしていただけると幸いだ。

**********************************

心因性発熱（しんいんせいはつねつ）という言葉をお聞きになったことがあるだろうか。

疲れやストレスが原因で発熱する疾患で、ある医療機関の調査によると、原因不明の発熱を起こしている100人中2.5人は心因性発熱が原因の体温上昇と予測された。

興味がある方は以下のサイトをどうぞ。

簡単に言うと、風邪でもないのに熱が出る。37度を少し上回る程度の微熱が続く慢性と、38度を超える高熱が突然でる急性の２種類がある。

私の場合は慢性・急性の両方の疾患がみられる。

常日頃から平熱が37度以上ある。代謝が良くなるからか、おかげで昔から比較的痩せ体質の方に傾いている。反面、冬の寒さに弱いとか、睡眠が浅いなどのデメリットもあるが、それぐらいは取るに足りない。

問題は、急性で起こる突発的な40度の高熱だ。幼稚園の年長組になる頃に始まった。それ以来、半年に一度の恒例行事である。真夏と真冬に一回づつ。インターバルが正しく６ヶ月程空いているのが面白い。

毎回決まったパターンで発熱するから予測が立ちそうなものだが、そうはいかない。目覚めと同時に「軽い頭痛がするなあ。」と思いながら、それも珍しいことではないので「はいはい、今日はそんな日ね。」と適当にやり過ごす。夕方、日が暮れる頃に頭痛がマックスになる。目を開けていられない程の強い頭痛だ。目の裏側、ちょうど視床下部のあたりをハンマーで殴られているような痛みを感じる。

それだけで終われば、いつもの偏頭痛。

吐き気がしてきたら、急性の心因性発熱を発病だ。

昨夜は嘔吐を数回繰り返し、その頃には悪寒が凄かった。体温を測ると既に39度。「は？そこになるまでに気づけよ！」と、言わないでね。平熱が高いと体温上昇に気がつきにくい。

39度から40度は「ポップ・ステップ・ジャンプ！」並みに簡単に行けてしまう。死ぬかと思うような激しい頭痛に耐え、口で息をしながらベッドでのたうち回る。できることなら熱がひくまで頭部を切り離しておきたい。

残念なことに、この症状に効く薬がない。解熱剤も鎮痛剤も効果がない。疲労やストレスを原因として自律神経の交感神経に異常をきたすことで発熱するので、従来の薬が効くメカニズムとは全く別物だと言われている。昔から「アホにつける薬はない」と言うように「気狂いに効く薬もない」のだ。（気狂いは確か放送禁止用語だったはず…自分に向けて使用しているので、今回は見逃してください）

じゃあ、どうするのか？

熱がひくまで、のたうち回る。

不思議と、日が昇る頃になると熱がひく。いつもそうだ。潮の干満と関係しているのだろうか。昔から月の引力と生物には切っても切れない繋がりがあると言われているので、一応。

今朝も、部屋の一箇所のみ遮光にしていないカーテンから、まだ弱いけど朝日が差し込み始める頃には恐らく38度以下になっていた。

はい、今年の夏のお役目終了！

じゃないけど、終わった。

毎度のことながら、苦しかった…

***************************************

原因不明の高熱がストレスによるものだと解明されたのは90年代に入ってからなので、まだ最近のことである。それまでは虚弱体質と言われていた。私自身、子供の頃から抱えていた問題でありながら心因性発熱について知ったのは25歳で渡米した時だった。

渡米から数ヶ月後に高熱が出た。それまでに何度も日本の医師の診察は受けていた。両親が心配して、ついには京都大学付属病院で精密検査を受けたこともあった。血液検査はもちろん、脳波とCTスキャンも受けた。どこへ行っても原因不明だと言われ、体力回復の点滴を受け、解熱剤を処方されて終わった。虚弱体質だと思って半ば諦めていた。

「アメリカの医師なら違うこと言うかも」と思い、医療保険があったことを幸いに40度を超える熱を出しながら行ったERで初めて「Psychogenic Fever（心因性発熱）」と言う言葉を耳にしたわけだ。

************************************

今は亡き夫と一緒に暮らし始めて数ヶ月後に初めて高熱が出た時は、大変な騒ぎだった。40度の熱でのたうち回っている人の口から「大丈夫だから、ちょっと、落ち着いてよ！一晩苦しめば明け方にはケロッとしてるから。」なんて台詞が出てきて、誰が信用するだろう。私の熱が下がる頃、一晩中心配で半泣きだった彼が熱を出して寝込んでしまった。それから後も合計にして、そうだなあ、20回以上は経験したくせに最後まで彼は適応できず、毎回クラクラになっていた。

************************************

最近の研究では、定期的に高熱が出るのはガン細胞を殺すためだという可能性が論議に上がっている。体温が１度上昇する度に免疫が５倍上がるそうだ。私の場合だと、半年間貯め続けた初期のガン細胞を40度の高熱を出すことで免疫を高めて殺しているのだろうか。そうなると定期的な害虫駆除みたいな役割を果たしていることになる。30歳の時に行った遺伝子検査によると、私が生涯に乳がんなどのガン疾患を発病する可能性は75％。それ故に子供の頃から定期的に発熱して体の掃除をしていることも十分に考えられる。

疲れた。体力ゼロだ。珍しく家に食材の買い置きが大量にある。出かけなくて済む。助かった。

50歳。一人暮らし。アンタイ・ソーシャライズド（社交性なし）。持つべきものは「友」よりも「大型冷蔵庫」なのだ。